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「BSよしもと」開局間近!“熟れすぎ”芸人ばかりレギュラーになる理由とまさかのメリット

文=手山足実(てやま・あしみ)

開局間近「BSよしもと」生放送、熟れすぎ芸人ばかりレギュラーになる理由とメリットの画像1
BSチャンネル「BSよしもと」Twitter(@bsyoshimoto)より

 吉本興業が新しいBSチャンネル「BSよしもと」を3月21日に開局する。「地方創生」をコンセプトに、全国を拠点に活動する“住みます芸人”と連携し、地方ならではのニュースや情報をピックアップする番組などを放送するという。視聴料は無料。

「目玉となるのは、平日の生放送番組です。午前中の時間帯は2部制で合計4時間、午後も4時間、ゴールデンタイムに2時間の生放送番組が編成されています。日替わりで芸人が出演し、全国各地の住みます芸人と連携し、地方のニュースや情報、おもしろ映像などを紹介していくそうです」(お笑い事務所関係者)

 ここで気になるのは、各番組のレギュラー出演者だ。平日午前8時から10時に放送される『Cheeky’s Cast1』の各曜日レギュラーは、石田靖、西川のりお・上方よしお、木村祐一、月亭方正、ガレッジセール・ゴリ。平日午前10時から午後0時の『Cheeky’s Cast2』のレギュラー陣は、しずる、アキナ、スパイク、藤崎マーケット、ライスというラインナップだ。また午後1時から午後5時の『Cheeky’s a GoGo!』のレギュラーは、トータルテンボス、次長課長、パンクブーブー、トレンディエンジェル、とにかく明るい安村、ハイキングウォーキング。午後7時から午後9時の『ワシんとこ・ポスト』には、ペナルティ・ヒデ、フットボールアワー岩尾、平成ノブシコブシ徳井らが出演する。

「もともとの企画段階では、現在賞レースなどで活躍しているような、勢いのある若手芸人を各番組の曜日レギュラーにする計画だったそうです。それこそ、霜降り明星、見取り図、ニューヨーク、空気階段などを起用する構想もあったようですが、スケジュールを割くのも難しいということで結局、比較的動きやすい中堅・ベテラン芸人中心のラインナップになったとか。旬の売れっ子は地上波や劇場を優先するべきですし、BSよしもとが“熟れすぎ”芸人ばかりになるのも、当然といえば当然です」(同)

 しかし“熟れすぎ芸人”だらけになることについて、メリットも少なくないという見方もある。あるテレビ局関係者はこう話す。

「地上波では“コア視聴率”を重視し、比較的若い視聴者を狙った番組を作る傾向にありますが、必ずしも結果につながっていない。一方でBSでは、昔の番組の再放送なんかもあって、シニア層からの支持率が高いんです。地上波放送が終了した『パネルクイズ アタック25』が新しいBSチャンネル・BSJapanextで復活したり、TBSの『噂の東京マガジン』が地上波からBS-TBSに移動になったりといった展開もあります。

 つまり、視聴者の年齢層が高いBSであれば、ムリをして旬の芸人をキャスティングする必要はなく、むしろ年齢層の高い視聴者にフィットするような中堅・ベテラン芸人のほうが支持されやすいと言えます。BSよしもとの生放送番組のレギュラー陣が平均年齢が高めといっても、これはこれでBSの視聴者に合っていると思います」

 また、BSよしもとの「地方創生」というコンセプトは、中堅・ベテラン芸人を起用するメリットにつながっている。

「どの番組も、基本的には地方で活動する“住みます芸人”から発信される情報を元に作っていくとされています。要するに、地方に住んでいる視聴者をターゲットにしたBSチャンネルにするということ。地方は東京に比べるとやはり高齢化が進んでいるわけで、番組も少なからず高齢者向けの内容にしたほうがウケやすい。スケジュールが空いている芸人を起用するという意味では、“売れる前の超若手”を選択することもできたかもしれませんが、そうではなく中堅・ベテランを選んだというのは、“地方創生”のコンセプトをしっかりと見据えているからでしょう」(同)

 一見すると“売れっ子がいない?”と心配になってくるBSよしもとの出演芸人たちだが、実はかなり練り込まれたキャスティングだったとも言えそうだ。“熟れすぎ”芸人たちが、生き生きと仕事をする場となるかもしれない。

手山足実(てやま・あしみ)

手山足実(てやま・あしみ)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

最終更新:2022/03/10 08:00
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