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お笑いライブの予算が全部で約1000万円!?

芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!MCおぼんこぼん、審査員宮迫他で歌がASKAの豪華ぶり

劇場のみのお笑い大会で「M-1」さながらの資金を投入

 さて、このライブはなんといっても、予算が全部で1000万円近くかけられています。

 お笑いで1000万円といえば頭に出てくるのが「M-1グランプリ」の優勝賞金1000万円ではないでしょうか。「M-1」は結成15年以内でないと参加できない大会。結成16年目以上になると劇場を持っていない事務所に所属している芸人さんは、急にネタをやる機会が減っていき、お笑いへの熱量が下がっていく現状があります。

 そこを危惧してお笑いに熱量ある主催者が作ったこのライブの名前が「G-1グランプリ」というわけです。名前の由来はジガタが強い芸人の賞レース“ジガタワングランプリ”略して「G-1グランプリ」。エントリー条件は、メンバーの1人でも芸歴15年以上であれば参加できる大会です。

 システムは「M-1」と似ていて1回戦、2回戦、準決勝、決勝、と審査員により勝ち抜いていく形式。関東のみで開催されているお笑いライブの大会です。ただし決勝戦は「M-1」とは違い、テレビでやるわけではなく劇場のみです。

 このライブに使われている予算が、お笑いライブとしてはかなり高額で力の入りようが際立ちます。では、このライブのどのようなところに、お金が使われているのでしょうか?

 まずは賞金です。

 優勝賞金は300万円、準優勝賞金50万円、3位賞金30万円、4位、5位には賞金10万円。さらには決勝戦後、2回戦進出者の100組が、4月12日10時00分から「G-1グランプリYouTubeチャンネル」でネタ動画が配信され、いちばん「いいね」が付いた出場者に賞金100万円が渡されるとゆう、豪華な賞金となっています。

 ちなみにここに僕のコンビ「馬鹿よ貴方は」も参加しているのです。

 また、会場費もなかなかにお金がかかっています。

 まず、6万円から8万円かかる「西新宿ナルゲキ」を1回戦で4日間、2回戦で2日、準決勝で1日使用しています。さらに決勝戦では、日曜日の「烏山区民会館ホール」を1日借りたら13万円以上かかります。安めに見ても会場費だけで60万円はかかっていると予想されます。そして決勝では、まるでテレビ番組さながらの飾りつけも施されていて、いくらかはわからないですが、そこにもかなりの金額がかかっているでしょう。

 そして今回、なんと言ってもお金がかかっていそうなのが、豪華なゲスト出演費です。

芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!MCおぼんこぼん、審査員宮迫他で歌がASKAの豪華ぶりの画像3

 「G-1」総合司会として出演したおぼんこぼん師匠の出演費です。

 さらにライブのオープニングテーマ曲にASKAさんの許可を直接得て、このG-1グランプリの為だけになんと、新しく「太陽と埃の中で」をレコーディングしてもらっているんです。これはいったいいくらかかったのでしょうか?

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