『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
ペヤング、7月新商品は“油3部作”！「迷油」ってナニモノ？ 全レビューしてみた
2022/07/24 13:00
カップ麺 カップ焼きそば ペヤング カップ麺一行３昧
ガリとマヨがバチバチ殴り合い！「ペヤング ガーリックマヨネーズやきそば」
第3の“油ペヤング”は、「ペヤング ガーリックマヨネーズやきそば」214円（税別）。いわゆる「ガリマヨ」という、カップ麺のみに留まらないジャンキーの代表選手みたいなフレーバーですね。
「ガーリックマヨネーズ」と聞くといかにもパワフルなイメージですが、「ガーリック」も「マヨネーズ」も「ペヤング」ではよく使われるフレーバーなので、ご覧のペヤンガーの皆様にとっては斬新さに欠けるかもしれません。
ガーリックを強く効かせた塩味のソースに、いつもの「ペヤング」の麺とフライドガーリックやキャベツなどの具を合わせ、そしてマヨネーズが添えられています。
塩味のソースにはあまり深みはなく、ガーリック！ 塩味！ ちょっと黒胡椒！ という、単純明快な味。ガーリックがひときわ強く前面に押し出されています。シンプルゆえにガーリックが際立っており、ピリ辛程度の辛さも相まって、口の中が切れてしまいかねないほどのガーリックのキレを感じました。
ガッツリなガーリックですが、以前にもガーリックを効かせた塩味ソースの「ペヤング」が出ています。まったく同じ味ではないものの、多少の既視感がある味でもありました。
※ソースの味が似ている「ペヤング にんにく納豆やきそば」の記事はこちら
多めの量のプレーンマヨネーズが入っています。ソースや具の「ガーリック」と「マヨネーズ」が『創聖のアクエリオン』方式で合体して、商品名の「ガーリックマヨネーズ」となります。1万年と2千年前から愛してる。
酸味が結構強いマヨネーズなので、本来ならソースの味など支配してしまうレベルで強力ですが、今回はガーリックのキレも強いので、高いレベルでガリとマヨがバチバチやりあっています。合体というより殴り合いですね。とてもジャンキーです。
具には、フライドガーリックやキャベツ、ニンジンが入っています。香ばしいフライドガーリックは量も多くてかなりインパクトがありますが、「ペヤング」の新商品を追いかけていると結構よく見る存在でもあります。
キャベツもたくさん入っており、さすが「ペヤング」。具のボリュームは他社から抜きん出ていますね。キャベツが多いのは「ペヤング」らしい部分と言えます。
“ペヤング油3部作”、どれもキャラが濃い！
「迷油」と聞いて、はじめは「ペヤング」の悪ふざけ発作が出たのかと思いましたが、実は今回の3品の中で最も真面目なカップ焼そばで、炒めた調理感の出た面白い商品でした。
イタリアンと見せかけつつ完全に「ペヤング」丸出しの「オリーブオイル」、過去商品のパーツを寄せ集めたようなジャンキーの塊「ガーリックマヨネーズ」と、“油3部作”はどれもキャラが濃くて面白かったです。
3つ食べるとカロリーが心配ならば、新たな「ペヤング」の一面が見られる「迷油」だけでもおすすめしたいです。
ペヤングの“創作系”焼きそばがアツい！ きんぴらにジャーマンポテト、ワールドワイドな3品
最近の「ペヤング」は、サバ缶やもつ煮などを使った超大盛カップ焼そば「GREATBOSS」シリーズなんかを織り交ぜつつも、基本はまじめな創作カップ焼そばを毎週のように発...
「ペヤング」新作3品レビュー、まじめな“創作焼そば”の中にキケンあり!?
最近の「ペヤング」は、時折ぶっ飛んだ商品を出しつつも、基本的にはまじめ路線に舵を切り、カップ麺ならではの楽しい創作カップ焼そばの開発に注力している印象です。 ※...
カップ麺ブロガー＆ライター。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。@ossern／「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」
最終更新：2023/02/27 21:04
