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佳子さまもついにTwitterデビュー? “皇室SNS解禁”の是非

文=元木昌彦(もとき・まさひこ)

森喜朗と講談社の因縁

 森が心底怒って、講談社を目の敵にしたのは、フライデーが2000年6月2日号で報じた、「総括スクープ 青木幹雄官房長官の自作自演の首相臨時代理就任で始まった森“火事場ドロボー”政権の『憲法違反』を暴く 故・小渕恵三首相の『病床写真』を公開する」だったと思う。

 これはフライデーの歴史の中でもベスト10に入る大スクープである。

 2000年4月2日未明、小渕首相が小沢一郎自由党党首と会談後に倒れ、順天堂大学医学部附属順天堂医院に緊急入院した。

 当時の自民党幹部、青木幹雄官房長官、森喜朗幹事長、野中広務幹事長代理、村上正邦自民党参議院議員会長、亀井静香政調会長は、小渕が病室で青木に対して、「万事よろしく頼む」といった、「小渕の遺言だ」といい張り、森を後継に決めてしまうのである。

 密室で、小渕がどういう状態だったか、しゃべることが可能だったのか、メディアは疑ったが、それを裏付ける何物もなかった。

 だが、フライデーがスクープした一枚の写真が、嘘を白日の下に晒してしまったのである。

 集中治療室に人工呼吸器をつけて横たわる小渕首相の姿を見れば、後継指名などできる状態でないことが分かる。

「森喜朗政権には正当性がない」と烙印を押したのである。正当性のない政権が長続きするはずはない。在任中も、「ノミの心臓、サメの脳みそ」と囃され、森は1年であっけなく首相の座を追われるのである。

「国民の多くが俺を宰相だと認めない」と、森首相は忸怩たる思いを抱えていたのではないか。何をやってもうまくいかない。それもこれも、講談社の雑誌のためだと逆恨みして、野間社長のところへ恨み言をいいに行ったのではないだろうか。

 どちらにしても、宰相の器では全くなかったが、その後の人生を見ると、森という人間は世渡りがうまいと思わざるを得ない。

 数々の疑惑があったが、どうやったのか、逃げ切ってきた。その上、新潮は以前、森を顕彰する銅像まで建てようという話が進んでいると報じていた。賛同する人間たちの頭の構造はどうなっているのだろう。

 東京五輪汚職に森喜朗がどう関わっていたのか、東京地検特捜部には徹底解明を期待したいが、これまで西松建設による違法献金問題などでも名前が挙がったが、捜査の手が及ぶことはなかった。

 新潮によると、持ち前のノミの心臓が幸いしているという。

「森さんがこれまで収賄容疑などで立件されなかったのは、単に運が良かっただけではないと思います。検察が政治家を訴追する場合、基本的に、職務に関して請託の立証が必要な受託収賄罪を適用します。森さん、あるいは周辺の知恵者が職務権限や請託について細心の注意を払ってきたからこそ、これまでターゲットにならなかったのかもしれません」(司法記者)

 森がそれを考えたとは思えない。知恵者は誰か? 知りたいものである。

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