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サイゾーのハイロー特集2022!

THE RAMPAGEが語るハイローウラ話「行くぞ、てめぇら!で行けなかったんです」

悠太&凌輝と盛り上がった「アーティストあるある」

THE RAMPAGEが語るハイローウラ話「行くぞ、てめぇら!で行けなかったんです」の画像3

――今作で言うと、陣さんが演じる風神は轟に対する執念が印象的でした。以前テレビ番組で轟のマネをしたこともあったとか。

 あのときはテレビのディレクターさんにやれって言われてやったんです! でもそれを機に、前田公輝くんと面識もできて、ご飯にも行くようになってて。でも、撮影現場の公輝くんはすごかったですね。現場で監督から「もっと殺すっていうイメージで」って言われたら、公輝くんの演技がガラっと変わるんです。僕らも、カメラには映らないけど、目線のために轟の前にいたんですけど、そのときの迫力はすごかったし勉強になりましたね。

長谷川 僕もそのシーンでは一緒だったんですけど、ずっと映画を見てたので、「本物の轟だ!すげー!」という、ファンのような気持ちで見てるところはありました。

――ほかにも、共演してみて「すげー」と思った方はいましたか?

鈴木 やっぱりこれまで見た中でいうと村山ですかね。演じる山田裕貴さんの人柄がそのまま役に出てるし、チーム全員で上がっていくって気迫もあって。プライベートでも熱くてその気持ちが演技にも自然と入っているのが、見ててすごいなって思いました。

藤原 僕は撮影初日が楓士雄とのタイマンのシーンで、すげーと思いました。一番激しくて、一番見どころになるシーンだったんです。そんなシーンが初日で大丈夫かなって不安もあったんですけど、現場に入ったらもう雰囲気が『HiGH & LOW』で、エキストラの方もすごい雰囲気ができている人ばかりで、そこに楓士雄がいて、「あー、『HiGH & LOW』の世界にいるんだな」って思いました。それで実感が湧いてきたので、それが初日でよかった。役作りもしてきたけど、その一日で「氷室」っていう役が完成した気がしました。

――氷室と楓士雄のアクションシーンはどうでしたか? 

藤原 僕らのアクションシーンって1分くらいなんですけど、そのシーンだけでも撮影は一日がかりで。だからこれまでの「ハイロー」のアクションシーンも、もっと時間がかかってるし大変なんだってことがわかって。本当にこれまでアクションをされてきた出演者の皆さんに対してリスペクトの思いが強くなりましたね。

 僕も風神で出ることになって、これはきっとアクションシーンもあるからヤバいぞと思って、年末からマネージャーにアクションの練習させてくださいって結構言ってたんだけど、練習時間がなくて。でも、蓋開けたらオープニングしかアクションなくて(笑)。「それであまり練習がなかったのか!」って後でわかってめっちゃ恥ずかったです(笑)。

長谷川 「行くぞ、てめぇら!」のところにいるのが夢でしたよね。

鈴木 ここみんないないんだ?

藤原 いや僕は一応あの場所にはいるけど、2階から瓶投げてる! 僕も「行くぞ、てめぇら!」で走りたかったですよ。

――藤原さんは、氷室について、台本を読んだときは、どんな感想を持ちましたか?

藤原 『HiGH & LOW』にはいつか出たいと思っていたし、どんな役で皆と仲間になっていくのかなとか想像してたんですよ。でも、ノリさん(平沼紀久監督)から「卑怯で、とにかく勝てばいいと思ってる役だ」と言われて、これはもう振り切るしかないなって。でも、そうすれば作品のアクセントになるしって思って、楽しんでやりました。

――『HiGH & LOW』のセオリーでいうと、拳を交えた人は、仲間になるというのがありますしね。

藤原 そういう意味でいうと、まだ高校生だし、エンドロールのシーンで、故障した車を押してるシーンとかもあるので、今後はちゃんと武器とかも使わなくなるかもしれないですね。

――更生の余地がありますもんね。では、鈴木さんと龍さんは、これまでのシリーズのアクションシーンを振り返ってみてどうですか?

 最初の『HiGH&LOW THE MOVIE』の神戸で撮った大勢のアクションシーン、あれも一応いました。

鈴木 ただ、みんなで走った後からはいないんです。「未成年なのであなたたちは乱闘できません」って言われて。

 でも、あのときの台本にはELLYさん演じる元傭兵のICEと、辻・芝マンが戦うところがあったんだよね。

鈴木 2対1で戦って、橋から落とされるシーンがあったんだけど、時間的にもなくなりました。

 速攻でやられるけど、それでも戦ってたらヤバいシーンになってたでしょうね。

鈴木 だって全日(制)のトップだったしね! 3分ぐらいだけど(笑)。

 今回はいい経験になったから、次はもっとアクションしたいですね。イメトレは完璧なので(笑)。

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――今回は、中本悠太(NCT 127・YUTA)さんと三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)さんも一緒でしたね。共にボーイズグループという共通点がありますが、逆に緊張する部分があったりしたんでしょうか?

 初日の楽屋では、最初こそどう対峙したらいいか探ってる感じはあったんですけど、10分後にはみんな普通に話してましたね。

藤原 凌輝が特に人懐こくて、すごく話しかけてくるし、現場が明るくなりますね。

 あと、アーティストあるあるみたいな話もしてましたね。リハのとき、ああいうことあるよねとか。それは、韓国とかでも共通なんやなって。「スケジュールの都合でオフの日にフィッティングだけ入るときあるよね?」「わかる!」みたいな。ほんとに男子校みたいな感じでした。

藤原 あとは、凌輝や、ほかの演者さんが僕らのライブ見にきてくれたりね。

 うえきやサトシさんもライブに来てくれたんだけど、招待席なんで、ステージから見ててもわかるんです。それで、うえきやさんは招待席やからフリスビーのプレゼントが当たるわけないのに、画面に当選番号が出たら、自分が当たってるんじゃないかって、必死で当選番号見てて、かわいいなってなりました(笑)。本当に映画の撮影を離れてもチームとして続いていくのが、『HiGH&LOW』の独特なところやね。

――そんな風に、いい感じで事務所以外の人ともチームになっていけるというのは、何かコツだとか先輩からの教えがあったりするんですか?

 自然にですかね。僕らにとっては、映画もライブを作ってく感覚とかに近い部分があって、自分らが出る作品は、なるべく気持ちよくやっていきたいっていうのがあるんです。やっぱり、皆が仲いいことがプラスになると思うんで。

――今回、同じアーティストの方たちと一緒にやって刺激になったこともありますか?

長谷川 やっぱり、悠太くんはワールドワイドに活躍してるのもあってか、そこにいるだけで雰囲気があるんですよね。世界で戦ってる人って、その経験がにじみ出るなって思って、僕ももっと頑張らなきゃって思って刺激になりましたね。

 この間、悠太くんが『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系)に出てたときも、16歳で単身韓国に渡って、絶対帰らへんって決意してた話をしてて、そういう覚悟みたいなものが独特の雰囲気になってて。今回も初演技って聞いたけど、それを感じさせないだけの背景があるなって思って納得した感じがありますね。

(写真=石田寛)

インタビュー後編は明日公開予定!

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
2014年に開催された3つのオーディション「VOCAL BATTLE AUDITION 4」「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」の参加者から選抜された16名によって結成。2017年、シングル「Lightning」でメジャーデビュー。以降、メンバーそれぞれがアーティスト活動だけにとどまらない活躍を見せている。10月19日には17thシングル「ツナゲキズナ」がリリースされる。

映画『HiGH&LOW THE WORST X』
2022年9月9日公開/総監督:二宮“NINO”大輔/監督:平沼紀久/出演:川村壱馬、吉野北人 ほか
2019年10月に公開された鬼邪高校をメインに据えたスピンオフ作品『HiGH&LOW THE WORST』の続編。「HiGH&LOW」シリーズ映画としては第7弾にあたる。今回は瀬ノ門工業高校、鎌坂高校、江罵羅商業高校など新しいチームが続々と登場。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのほかにも、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーが参戦し、Jr.EXILEたちの台頭にも注目の一作になっている。

サイゾーのハイロー特集! 大開催中!

西森路代(ライター・コラムニスト)

ライター・コラムニスト。1972年生まれ。アジアのエンタテインメントと女子、人気について主に執筆。

Twitter:@mijiyooon

にしもりみちよ

最終更新:2022/09/30 12:00
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