日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > パンドラ映画館  > 陰謀論かそれともトンデモ論!?
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.593

陰謀論は実在するのか、それともトンデモ論か!? 衝撃の告発『誰がハマーショルドを殺したか』

文=長野辰次(ながの・たつじ)

サンダンス映画祭で監督賞を受賞するなど、世界各国で話題を呼んでいる『誰がハマーショルドを殺したか』。

「悪の秘密結社は実在する」と話したら、あなたは信じるだろうか。「映画の見過ぎだよ」と笑うのではないだろうか。映画『誰がハマーショルドを殺したか』(英題『COLD CASE HAMMARSKJOLD』)は、飛行機墜落事故で亡くなったダグ・ハマーショルド国連事務総長の死の謎を追ったドキュメンタリー作品だ。事故の真相を追ううちに、秘密結社の存在が浮かび上がり、さらに国際的な陰謀論へと繋がっていく。思いがけない展開に、あなたは唖然となってしまうだろう。

 ハマーショルド国連事務総長が亡くなったのは、1961年9月。コンゴ動乱の調停に向かう途中、ザンビアで国連チャーター機が墜落。チャーター機に乗っていた乗客16人が全員亡くなっている。事故の原因はパイロットの操縦ミスと報じられたが、当時から暗殺説は囁かれていた。この怪事件を、国連職員を父に持つスウェーデン人のヨーラン・ビュークダールとデンマーク人のマッツ・ブリュガー監督が改めて調査することになる。

 マッツ監督たちは事故現場を訪ね、解決の手がかりが残されていないか探して回る。地元の人たちによると、事故が起きた夜は空に閃光が走り、大きな音がしたという。チャーター機は爆撃された可能性が高いことが分かる。それにも関わらず、事故当時に墜落機は詳細に調べられず、うやむやのまま済まされてしまった。マッツ監督たちは事故現場にまだ埋れているかもしれないチャーター機の残骸を掘り出そうと試みるが、徒労に終わってしまう。

 マッツ監督たちの調査は紆余曲折し、なかなか前には進まない。そんな中、重要な手がかりとなるのが「南アフリカ真実和解委員会」が残した資料だった。アパルトヘイトに関する数々の犯罪を記録した資料の中に、「南アフリカ海洋研究所」(通称サイマー)という名前が見つかる。実はこの「サイマー」は民兵組織、諜報機関であり、ハマーショルド暗殺計画を企てていたことが明るみになる。「サイマー」とは一体どんな組織だったのか?

123

陰謀論は実在するのか、それともトンデモ論か!? 衝撃の告発『誰がハマーショルドを殺したか』のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ
イチオシ企画

【PR】DYM・水谷佑毅社長の野望とは?

医師免許を持つ、ベンチャー経営者の異色の半生!
写真
特集

番組改革大失敗!?『バイキング』のやばい裏側

数々のタレントや実業家と浮名を流してきた石原さとみがついに結婚! お相手はやっぱりただの“一般人”じゃなかった?
写真
人気連載

ビル・バーが訴える “ウォークカルチャー”の危うさ

 今回も10月10日放送された人気番組『サタ...…
写真
インタビュー

異色の警察小説大賞の著者に聞く

 新人警官が仮配置された派出所は、警邏(けいら)にも出ない、呼集にも応じない、すべて...
写真