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菅義偉首相の長男”嘘答弁”証拠音声に文春の新たな切り札はあるのか

菅義偉首相の長男嘘答弁証拠音声に文春の新たな切り札はあるのかの画像1
週刊文春WEBより

今週の注目記事・第1位「菅長男『ウソ答弁』証拠音声を公開する」(『週刊文春』2/25日号)

同・第2位「接種確約は20万人分だけ ワクチン契約の失敗」(『週刊朝日』2/26日号)

同・第3位「自民党代議士また自粛破り<夜のパパ活>麻布ラウンジ通い」(『週刊文春』2/25日号)

同・第4位「NHK<驚きの有馬・武田降板>と菅・二階の怒り」(『週刊文春』2/25日号)

同・第5位「警視庁捜査一課長がやめられない『女子アナ飲み会』」(『週刊新潮』2/25日号)

同・第6位「高橋大輔『キス強要』橋本聖子はセクハラ常習犯」(『週刊文春』2/25日号)

同・第7位「アルペン前会長を豹変させた『消えた愛人』」(『週刊文春』2/25日号)

同・第8位「ウォシュレットが海外で使われない理由」(『週刊現代』2/27・3/6日号)

同・第9位「太陽光発電会社の広告塔は小泉純一郎-200億円調達の果て日没」(『週刊新潮』2/25日号)

同・第10位「ロビンフッダーが日本上陸する日」(『サンデー毎日』2/28日号)

同・第11位「『三浦春馬』実母が訴える『息子は事務所に奪われた』」(『週刊新潮』2/25日号)

同・第12位「『ペットロス』を癒す8つの方法」(『週刊文春』2/25日号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビア採点!

 今や、文春を中心にジャーナリズムは動いているといっても過言ではない。

 他の週刊誌は致し方ないが、大新聞が情けない。文春の報じたスクープを追いかけるだけで、内容に新味すらない。

 こんな新聞を取るよりも、文春を毎週買ったほうがスクープの原典に当たれるから、読者にとってもいいはずだ。これでは新聞の部数減が止まるはずはない。

 文春にペットロスを癒す8つの方法という特集がある。私も経験者だが、なかなか難しい。そこで私の好きな歌を一首。

 愚かなるこの頭よと幾度撫でしわが手の下にいまは亡きがら 河野愛子

 さて、俳優・三浦春馬ロスのほうもまだまだ続いているが、新潮では、春馬の母親がインタビューに答えている。

 話すきっかけは、彼女の元夫で春馬の実父が先月亡くなったことだという。春馬は実父と約20年ぶりに再会し、その後は、一緒に酒を飲んだり、実父を出演する舞台や映画に招待していたそうだ。

 だが、春馬の自死からわずか半年で、心労が重なったのだろうか、突然亡くなってしまった。春馬の遺産を巡って元妻と骨肉の争いをしていたのも、負担になっていたのかもしれない。

 実母にいわせれば、離婚したときは1円ももらわず、春馬を女手で育ててきたのに、春馬が亡くなると「遺産の権利を主張してきてすごく迷惑でした」ということになる。

 醜い骨肉の争いも、相手が亡くなってしまえば、それも終わる。

 春馬の死の直後は、母親が度々カネの無心をしてくるので、それが嫌になって、春馬のほうから母親との連絡を絶ったといわれた。

 実母は、カネの無心も、都心にマンションを買ってもらったこともないと否定するが、5年ほど前から連絡が取れなくなったことは事実だと認めている。

 だが、それは、”春馬の所属していたアミューズとの関係が悪くなったから”だという。

「具合が悪くなったきっかけは、2014年に『僕のいた部屋』っていうドラマに出演した際、役作りのために短い期間ですごく体重を落としたことだと思うの。

 10キロぐらい一気に減量したんです。その時の無理がたたって、酸素が脳に行き渡らなくなってしまい、一過性の鬱状態みたいになってしまったのよ」

 春馬はこのドラマで、筋委縮性側索硬化症(ALS)を患う若者を演じている。

 実母によると、翌年に公開された映画『進撃の巨人』のときは症状が悪化の一途をたどっていたという。

「撮影現場へはマネージャーだけのサポートでは入れなくて、春馬の友人たちに付き添われてなんとか撮影をこなしていました。(中略)

 もう春馬は自分の頭では何も考えられなくなっていた。(中略)本当に抜け殻のようになってしまったのよ。仕事以外では笑顔も消えて、能面のようになって……」

 だが俳優という職業柄、精神科に行ったらイメージに傷がつく。

「春馬はとてもストイックな性格だから、周りが色々と助けようとしても心配をかけまいとしちゃうの。(中略)結局、その時の病気がずっと治っていなかったんだと私は思っている。亡くなった原因も、それが大きかったんじゃないかと……」

 テレビでたまに見た春馬は寂しそうな表情だったが、実母のいうように、心の病が進んでいたとしたら、春馬にとってはテレビに出る、映画に出るというだけで、かなりの負担だったのかもしれない。

 実母のいうことが100%真実かどうかはわからないが、不可解な彼の死の謎を解く一助にはなるのではないか。

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