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河野太郎がすがる“洋平パパ”と河野家から流れたカネの行方

「社員40%がパワハラを感じる」テレビ局の腐敗はどこまで進む

 さて、浜辺美波(21)という女優がいる。今年上半期のCM放送ランキングで女性部門第1位になったそうだ。デビューは沢口靖子、長澤まさみを輩出した「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞した10歳の時だった。

 堀越高校在学中に映画『君の膵臓をたべたい』でブレイク。だが私生活では、「彼氏は一回もいたことがない」と非モテを口にしているという。そりゃそうだろう、まだ21だぜ。この年から男といちゃついていたら末恐ろしい。

 老人はそう思うが、現実の世界はもっと先をいっている。文春によれば、6月6日の午後6時。スーパーで食料品を買った浜辺は自宅マンションへと帰っていった。

 すると今度は、背負っているリュックサックにポメラニアンを入れた男性が浜辺のマンションに行き、「彼は持っていた鍵でエントランスを開けると、中へと入っていった」そうだ。

 しばらくすると男性は出てきたが、リュックサックは背負っていなかった。この男性、Ryuga(24)といって男女ポップデュオ「まるりとりゅうが」のメンバーだという。こう書いても私には全くわからないが。

 浜辺が彼らのライブを見に行ってから親しくなり、双方の事務所も公認の仲だという。彼らは犬好きで、2人でポメラニアンを飼い始め、基本的には浜辺のところにいて、時々Ryugaも自分の家に連れていくそうだ。

 文春の直撃に2人は、親しい友人だが交際はしていないと否定している。とまあ、初々しい交際のようだが、文春らしからぬ詰めの甘い記事のように思う。犬好きだったら犬の貸し借りはあるだろうし、それをもって男女の仲だと決め付けるのはどうだろう。鍵を持っていたのが動かぬ証拠といいたいのだろうが、今時の若い男女は、セックス抜きでも部屋で喋ったり、音楽を聴いたりするそうだ。私の若い頃とは違うのか。

 このメディアの社長のやり方には、部下の死を悼むという気持ちが感じられない。

 少し前に文春が、フジテレビ系列の岡山放送で、上司のパワハラを受けて自殺した社員(30)がいると報じた。

 岡山放送側は他のマスコミの取材に対して、「現在社内で調査中」としか答えていないようだが、組合が事態を重く見て、現場で働く社員へのアンケートを実施した。

 すると、「現場の社員の約40%が上司からパワハラを感じることがある」という調査結果が出たそうである。

 岡山放送は7月に新社屋に移転したそうだが、社員が自殺して6日後に新社屋移転を祝うセレモニーを開き、「中静敬一郎社長が自らくす玉を割って祝いました。社内では社長への不信感も高まっています」(岡山放送関係者)。同局の元アナウンサーの淵本恭子は自身のインスタグラムで、社員が亡くなって1週間も経っていないのに、多くの社員の反対を押し切ってくす玉を強行したのは、「まともで優しい人間のやることとは思えません。このくす玉問題だけでも、パワハラをした本人だけでなく会社の体質自体に問題があると言えると思います」と批判している。

 ここだけの問題ではない。テレビ朝日も五輪打ち上げのバカ騒ぎなど不祥事が続発している。メディアは内部から確実に腐ってきている、そう思わざるを得ない。

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