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「こんなに嫌われていたのか」岸田総理、菅と安倍からキレられる?

岸田総理は「聞く力」がありすぎ?

 その岸田総理だが、人の意見を聞きすぎるために迷走に迷走を重ねていると文春が報じている。

 18歳以下の10万円給付も、公明党や官僚、側近たちの意見を聞きすぎて、5万円はクーポンでという当初の案がなくなり、全額現金になった。

 人事でも、周囲の意見を聞きすぎて、甘利明を幹事長に据えたが、1カ月で交代。石原伸晃などは参与に起用してわずか1週間で退任してしまった。

 意見は聞くが、自分の考えも人を見る眼もないから失敗ばかり。

 まあ、岸田の器としての限界だろうが、その岸田を嫌い、絶対に総理にしてはダメだといっていたといわれるのが菅義偉前総理だ。

 日本テレビの柳沢高志記者が上梓した『孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか』(文藝春秋)の中で、菅が柳沢に、「岸田は国のためにならない」など、はっきりいったと書かれている。

 岸田はこれを読んだらしく、「こんなに嫌われていたのか」と漏らしたという。

 このところ、少しばかり安倍元総理離れができてきたかなと思われる岸田だが、安倍はマジで怒っているといわれる。

 そのうち、安倍に呼びつけられ、こってり絞られるのではないか。岸田には嫌われる勇気などありはしないだろうから。

 オミクロン株なるものがジワジワと広がりつつあるようだ。

 欧米では1日10万人を超える感染者が出る国もあり、日本も例外ではないことが明らかになりつつある。

 緊急事態宣言終了後、朝の電車は満員、盛り場などはコロナ前と変わらない人出である。
 感染力は強いが重症化しにくいなどと専門家や担当省はほざいているが、感染者が1日数千人になれば、またあわてて緊急事態宣言を出すのだろう。

 コロナ患者のための病床が劇的に増えたという話も聞かないし、3回目のワクチン接種もいつから始まるのか、政府は具体的な日時を発表しない。

 新潮の報じている通り、今あるワクチンの在庫は、2回目の残りと、2022年1月に自治体に配布する予定のワクチンを合計したもので、新規のワクチンはいつ入ってくるのか分からないのが実情なのだ。

 第5波が落ち着いてきたところで、ワクチンを確保するために岸田総理が、ファイザーやモデルナのトップとボス交をして、いついつまでにどれくらいと確保しておかなければならなかったのに、全て厚労省に丸投げ。

 そんな力が厚労省にあるわけはなく、またいつもの、努力する、できるはずという言葉を、岸田が繰り返すだけ。

 死亡リスクを9割下げるといわれるファイザーの経口薬も、いつ入ってくるかは未定のままである。

 安倍、菅、岸田と顔は変わったが、中身は何も変わらない。まあ、期待するほうがムリというものだろう。

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