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明石家さんま、NHK Eテレ初登場で明かす「エゴサしない」「生きてるだけで丸儲け」の意味

明石家さんまが今も再婚をしたい理由

 御年67歳のさんまに、“将来の夢”はあるのだろうか?

「芸能界では、(やり残したことは)あんまないねんな。人間として、やってないことがいっぱいあるから。農作業もやったことないし、漁師さんみたいに朝起きて魚を獲りにいくこともやってないし。そういうことを1つずつ減らして、死ぬ間際に1つでも後悔が少ないように生きていきたい」(さんま)

 さんまの生まれは、和歌山県東牟婁郡古座町(現在の串本町)。彼の生誕地は和歌山の漁師町である。だから、「漁師さんみたいに朝起きて魚を獲りにいきたい」という夢は、あながち冗談ではない。

 そして、あのさんまが死を意識する年齢になったという事実に改めて驚く。「今年で30、しっとるけのけ」と歌っていた頃から、もう40年弱が経過していたのだ。

 さんまの人生における夢は、他にもある。

さんま 「結婚も、もう1回できるチャンスがあれば……」

――再婚?

さんま 「再婚! 人と暮らしたいやないの」

 50歳を過ぎた頃から、さんまは幻聴が聴こえるようになったそう。例えば、お風呂のお湯を抜いているとき、さんまが「疲れたなぁ」と独り言を言えば、排水口から「お疲れ様でした!」と聴こえたり。近所の野良猫が「さーんまちゃぁ~ん!」と鳴いているように聴こえてしまったり。若い頃のさんまは、ボケた祖父が電気ポットと仲良く会話するエピソードをよくネタにしていたが、彼もその域に近付きつつあるということ?

 他にも、日常的に楽しいことが起こるさんま。風呂掃除をしているとき、滑って頭から湯船へ突っ込んでしまい、足2本だけ突き出た“犬神家の一族状態”に陥ったこともあった。しかしそんなとき、彼は余計に寂しさを感じるという。

「1人だと面白いことが起きたとき、その場で(誰かに)伝えられない寂しさがあんねん」(さんま)

 誰かに伝えたければその場で生配信をすればいいのだけれど、きっとさんまはそういうタイプではない。あと、そういう“面白いこと”を伝え続けた結果、大竹しのぶと離婚に至った気がしないでもないけども……。

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