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週刊誌スクープ大賞

「政倫審」ならぬ「性倫審」が必要な歌舞伎町ラブホ不倫の自民党議員

宝塚パワハラ問題は解決するのか?

 お次は、文春のどこまで続く宝塚追及である。

 文春によれば、自死した有愛きい(享年25)の遺族が主張する、娘への15件のパワハラのうち、宙組トップスター・芹香斗亜に関するものは2件、組長の松風輝に関するものは最も多い5件を占めているという。

「芹香さんは『イジメやパワハラはしてない』と主張。松風さんは『そういう発言をしたこと自体は事実だけど、イジメとは思っていない』という旨を話していた」(劇団関係者)

 芹香は劇団上層部が「組のトップとして謝罪したほうがいい」と水を向けても「私は謝らない」と頑として譲らなかったそうだ。

 芹香のファンクラブ「セリカクラブ」の関係者がこう話す。

「今年一月、彼女からファンクラブを通じて『私を信じて待っていてください』という趣旨のメッセージが届きました。それには、元タカラジェンヌの母・白川亜樹さんの応援メッセージもありました」

 芹香の母の知人が言葉をこう継ぐ。

「お母さんは同期の元タカラジェンヌに頼み、『うちの子はパワハラをしていない。活動を再開させたい』旨の署名活動もやっていました。ファンククラブの間でも『娘を想うあまり、事態を直視できていない』という声が上がっています」

 この騒動は、当然ながら阪急阪神グループの角和夫ホールディングス代表取締役会長兼グループCEOを直撃した。

 角は宝塚音楽学校の理事長を退任し、劇団の理事も退任することが決まった。

 しかし、彼の兄で労働問題の専門家である角源三弁護士は、そんなものでは手ぬるいという。

「理事であろうがなかろうが阪急阪神ホールディングスの会長という時点で、周囲にいるのは和夫の言うことに『はい、はい』と言うイエスマンばかり。
さっさと記者会見して、(阪急阪神ホールディングスの)会長も辞めるべきだった。こんなに放っておいて、今さら遺族に謝罪したところで受け入れられないでしょう」
まさに晩年を汚すとは、この人のことをいうのであろう。

 お次は、よくわからないが、どうやら、自民党の閣僚候補が、中国人の女性と親しくしていたが、その彼女は中国側が日本で設立した「警察拠点」の人間だったというのである。

 文春によれば、警視庁は2月21日、詐欺の疑いで中国籍の女性2人を書類送検したそうだ。

 埼玉県蕨市の女性(59)が、自身が経営する風俗店を整体院と名乗り、20年7月に新型コロナの持続化給付金百万円を騙し取ったとされる容疑のようだ。東京都墨田区の女性(44)は申請時に名義を貸していたそうである。

 しかも、

「この件を捜査・発表したのは、詐欺などの知能犯を扱う捜査二課ではなく、公安部外事二課。外国スパイの摘発などを担当する外事課の中でも、『中国・東南アジア専門』として二十一年四月に独立再編し、増員した部署です」(社会部記者)

 なぜその外事二課が出張ったのか?

「女性二人は、東京・秋葉原の一般社団法人『日本福州十邑社団聯合総会』の元幹部です。蕨市の女性が副会長、墨田区の女性は常務理事でした。この福州総会は、かねてから『中国警察の海外拠点』との疑いがもたれていた。給付金詐欺の情報の中に公安が把握する二人の名前があったことから、外事二課が捜査し始めたのです」(公安関係者)

 だが、外事二課がこの事件に強い関心を寄せたのは、さらなる理由があったというのだ。鍵を握るのは、書類送検されたもう1人の女性だという。

「実は彼女は、自民党・松下新平参院議員(57)の『外交顧問兼外交秘書』だったX氏なのです」(同)

 松下は宮崎選挙区選出で当選4回。自民党外交部会長や内閣府副大臣などを歴任し、宏池会が原流の谷垣グループに所属してきたそうである。

「参院の入閣適齢期は当選三回。裏金問題で、安倍派が閣内から一掃される中、次期閣僚候補の一人です。岸田文雄首相も『これからの希望の星』と評してきました」(政治部デスク)

 しかし、こういう評判もあるという。

「松下氏は非常に中国と近い。十九年秋のパーティーでも、『自民党財務金融部会長』と簡体字混じりの真っ赤なモバイルバッテリーに、習近平国家主席の著書とデザインが酷似する似顔絵入りトートバックが配られました」(自民党関係者)

 松下は19年9月、中国ビジネスを手がける海産会社の視察で、通訳をしていたXと知り合い、彼女の能力を買った松下は、翌10月ごろ、「外交顧問兼外交秘書」の名刺を作成。さらに入管手続きの煩雑さを避けるため、21年2月には議員会館への通行証を発行しているという(Xは同年12月に返還したとしている)。

 しかし、「警視庁によれば、詐欺事案があった二〇年七月当時、X氏は福州総会の幹部だった」(社会記者)

 すなわち文春によれば、松下事務所で外交顧問兼外交秘書だったのと同時期に、X氏は“秘密警察”の可能性が指摘される総会幹部として活動し、かつ犯罪行為にも手を染めていた疑いがあるというのである。

「(日本に対して明白な主権侵害をしている=筆者注)その団体の幹部を外交秘書として重用し、機密情報を抱える議員会館の通行証まで与えていたとすれば、安全保障上の観点からも重大な問題でしょう」(中国に詳しいルボライターの安田峰俊)

 謎の中国人女性と親密になり、彼女のいうがままに議員会館などに出入りさせ、機密情報を手に入れる機会をつくっていたとすれば、由々しき問題ではあるが、松下議員の『肉声』がないので、何とも判断が付きにくい。

 次なる報道を待つとしようか。

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