すっかり騙されてしまった。しかも、気持ちのいい騙され方だ。大泉洋主演、吉田大八監督による映画『騙し絵の牙』は、観客の予測を次々と裏切っていく。原作者の塩田武士さえも、映画を...
長野辰次(映画ライター)
週刊少年マンガ誌「第3位」と言えば聞こえはいいが、内情はかなり厳しい状況のようだ。
一部のマンガファンが目をパチクリさせたのは、2月3日発売の「週刊少年サンデー」(小学館...
架空経費で家が建つ……激動の編集者破天荒エピソード
コロナ禍の沈滞ムードを吹っ飛ばすような、破天荒なエピソードが満載の回想録が出版された。『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)。著者は、講談社でフライデーや...
里中高志(ジャーナリスト)
日本テレビの小杉善信社長が3月23日の定例会見に出席し、夏恒例の『24時間テレビ』について、「必ずやる」と明言。同番組は系列局総出の一大イベント。ロケも多く、一般人やタレン...
日刊サイゾー
中国を発端とする新型コロナウィルスは感染者の拡大のみならず、各業界に深刻な被害をもたらしている。
エンタメ業界ではライブやイベントが中止となりアーティストやイベンターに莫...
日刊サイゾー
今年9月より全国の大手コンビニから成人向け雑誌の売り場が撤去され、街からエロ本が姿を消した。東京五輪を翌年に控えた2019年は、エロ本文化が終焉を迎えた年として記憶されるこ...
4月から、中国地方と九州地方での本と雑誌発売日が1日遅れになることが、日本出版取次協会(取協)から発表された。流通の維持が困難な状態になりつつある出版業界の現状は、いよいよ...
出版取次大手の日本出版販売(日販)によれば、今年2月の売り上げが前年同月比で0.5%増となった。その理由は、集客イベントが成果を出したものとしている。書店といえば、近頃「閉...
発売日に、雑誌や書籍がきちんと書店に並んでいる。長きにわたる出版不況の影響で、そんな常識も危機的な状況になりつつある。
11月、出版取次最大手の日販が、第二位のトーハンと...
出版業界誌「出版ニュース」が来年3月下旬号で休刊することが定期購読者や連載執筆陣に告知され、業界内に驚きの声が広がっている。
「出版ニュース」の歴史は日本の出版業界の歴史と...
安倍晋三首相が「70年ぶりの大改革」とアピールする働き方改革関連法案で、労働者に不当な労働条件を強いられる可能性があることが問題とされる中、「試用期間中は会社に金を払って働...
ジャニーズ事務所が報道写真のネット掲載を一部解禁。その第1号は先月31日に主演映画『羊の木』の会見に登場した関ジャニ∞・錦戸亮だった。
「これまで、ジャニタレが映画やドラマの会見...
個性派原宿系ファッションなどを19年にわたり紹介してきた女性ファッション誌「KERA(ケラ!)」(ジェイ・インターナショナル)が、4月15日発売号をもって休刊することがわかった。...
楽天は4月4日、直営のネット書店・楽天ブックスと電子書籍を販売する楽天koboの事業戦略説明会を開いた。同説明会では、楽天ブックスのさまざまな経営方針が発表され、まずは4月中旬か...
パロディという表現活動を抑圧する著作権訴訟
今年5月に社会評論社が出版した『完全自殺マニア』の表紙カバーが『完全自殺マニュアル』(太田出版)の著作権を侵害しているとして、太田出版が頒布差し止めの仮処分を申し立てていたが、東...
出版社の出展が激減した本当の理由
7月5日~8日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた東京国際ブックフェア(TIBF)。各出版社が本の展示や著作権取引などを目的に出店し、2010年は世界25カ国から984社が出...
「snoozer」最終号 言わずもがな不況続きの出版業界。「Kindle」や「iPad」が華々しく登場し、「次は電子出版の時代だ!」とその一筋の光に数々の出版社が先行投資するも、...