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深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.90

“世界のナベアツ”大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』

omoro01.jpg“世界のナベアツ”が大阪府知事に就任!? 
かつて空前の235万票を獲得した横山ノック知事を生み出した土地柄だけに、
ありえない話ではない。(c)2010「さらば愛しの大統領」製作委員会

 もしも、”世界のナベアツ”が大阪府知事選に立候補して、ひょっこり当選したら? 『さらば愛しの大統領』は、そんなパラレルワールド的な近未来の大阪を舞台にしたポリティカル・コメディだ。ノリで立候補したら、まさか当選してしまい、大阪府民も”世界のナベアツ”本人もびっくり。しかし、「3の倍数のときだけ、アホになります」という奇抜なギャグを生み出し、素顔の渡辺鐘として『アメトーーク!』(テレビ朝日系)、『めちゃイケ』(フジテレビ系)などの人気番組を手掛ける売れっ子構成作家でもある”世界のナベアツ”は次々とオモローな政策を打ち出す。まず、巨大テーマパーク「アホと魔法の国 オモローランド」を造り、外貨を獲得する。続いて中東の石油事情に左右されない次世代エネルギー・笑力(ギャグによって生じた笑いを動力に換えるシステム)の開発を進め、軍隊は持たずに生命力に溢れた”大阪のおばちゃん”を軍事利用する。”世界”と芸名に謳うだけあって、ワールドワイドな感覚の持ち主なのだ。そして、最終的には”世界のナベアツ”が初代大統領に就任し、大阪を「大阪合衆国」として日本から独立することを宣言する。お笑いを愛する人なら、誰でも幸せに暮らすことができるまさに”夢の国”の誕生である。


 『さらば愛しの大統領』は、従来の映画の概念から大きく逸脱した作品だ。大阪府知事に当選しちゃった”世界のナベアツ”が次々とオモローな政策を実施する政治コント、”世界のナベアツ”の大統領就任を阻止せんと企むヒットマンたちの殺し屋コント、そして”世界のナベアツ”を護衛することになった刑事コンビ(宮川大輔、ケンドーコバヤシ)による刑事コント。この3つのコントがぐるぐると循環していくことで、物語が進んでいく。本作は”世界のナベアツ”が監督として長編映画に初めて挑んだデビュー作であり、「NOVAうさぎ」「ジョージア」のCMを撮った柴田大輔監督が共同監督として名前を連ねている。ストーリーは”世界のナベアツ”と柴田監督、コピーライター出身の脚本家・山田慶太、脚本協力として大阪NSC10期生で”世界のナベアツ”と同期だった遠藤敬(元『誉』)の4人が2カ月にわたって顔を突き合わせて練り上げたもの。劇映画というよりも、伝説のギャグ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』を思わせる。”世界のナベアツ”とブレーンが大量のギャグを用意し、笑いのダムが決壊する様子を楽しむ感がある。

 ”世界のナベアツ”の府知事当選直後のオモローすぎる公約ギャグ(超下ネタ)を皮切りに、溢れ出す下らないギャグの数々。中でも映画ならではの味わいがあるのは、一連の殺し屋コントだろう。”世界のナベアツ”を抹殺するために謎の組織から、凄腕のスナイパーであるヒットマンジョー(仲村トオル)、爆弾魔のボム緒方(大杉蓮)らが送り込まれる。簡単な仕事だとタカをくくっていた殺し屋たちだが、街全体がオモローワールドと化した大阪は、劇画調もしくはハードボイルドタッチの彼らにはどうも居心地が悪い。仲村トオルはフットボールアワーの岩尾望、大杉蓮はB級マニアック芸人役の宮迫博之と遭遇するのだが、俳優然とした彼らとお笑い芸人では演技的アプローチや間合いが異なり、なかなか芝居が噛み合ない。よって殺し屋たちは次々と自滅してしまうハメに。ここらへんの演出は、本職の映画監督にはまずできないものだろう。

omoro02.jpg巨大テーマパーク「オモローランド」の人気
キャラクター、たこ焼きさん、串かっちゃん、
通天閣ん、ミスター御堂筋。郷土愛に満ちた
着ぐるみたちだ。
(c)2010「さらば愛しの大統領」製作委員会

 ”世界のナベアツ”の美人秘書(釈由美子)とオモローキャラクターのひとつ・串かっちゃんとの人知れぬラブロマンスも、映画ならではのコント。通天閣ん、たこ焼きさん、ミスター御堂筋に比べ、ダンスがうまく踊れない着ぐるみの串かっちゃん。そんな串かっちゃんを温かく励ます美人秘書。串かっちゃんは優しい美人秘書へ密かに恋心を抱くようになる。「オレ、ただの着ぐるみですけど、見ててください。オレ、あなたのためなら命張れますよ!」。着ぐるみの奥から言葉にならない熱い想いが漏れてくる。串かっちゃんは美人秘書のために懸命にダンス特訓を続ける。串かっちゃんのキャラクター造形がかなりマヌケなだけに、逆にしみじみと悲哀の漂うコントとなっている。果たして串かっちゃんの着ぐるみ越しの熱い想いは美人秘書のハートに届くのか?

 それにしても”世界のナベアツ”は不思議な人間だ。素顔の渡辺鐘になると極端に口数が少なくなる、ものすごい照れ屋さんだが、その一方、街で絡んできたチンピラを一本背負いで投げ飛ばしたという武勇伝を持つ(その直後、チンピラ8人からボコボコにされているが……)。内に秘めたエネルギーが何かのきっかけで爆発するとスゴいことが起きる。第1期ジャリズム(91~98年)の頃から、独創的かつ小中学生も笑い転げるポピュラリティーのある笑いを生み出してきたのも彼の特長だろう。第1期ジャリズム解散後は、構成作家として笑いのメカニズムを地道に研究。そして『アイアンマン』(08)のトニー・スターク社長のごとく、”世界のナベアツ”というピン芸人用キャラクターを開発し、体内に蓄積していた自己のお笑いパワーを自在に操る術をようやく手に入れた。お笑いに自分の持てる情熱のすべてを注いでいる男であることに間違いない。

omoto03.jpg大阪府警きってのアホ刑事コンビ、ちょびヒゲ
の早川刑事(宮川大輔)と女好き、風俗好きな
番場刑事(ケンドーコバヤシ)。一応、この
2人が主演です。
(c)2010「さらば愛しの大統領」製作委員会

 会見中に起きた殺人事件を「オモロ~サプライズッ!」のひと言で済ませる”世界のナベアツ”のブラックギャグ、串かっちゃんの号泣エピソード、さらに刑事コンビのまったく無駄な捜査が延々と繰り広げられ、いよいよ”世界のナベアツ”の大統領就任式を迎える。大阪合衆国(=オモローワールド)大統領就任演説は、”世界のナベアツ”の普段聞くことのできない本音が混ざったものなので、この演説文を最後に紹介しよう。

「今、大阪は大変です。みんな下を向いて、暗くて……。でも、心配いりません! よく考えてください。僕たちには笑いがあります! 笑いがあれば、笑顔になれます。辛いときこそ、笑いましょう。悲しいときこそ、ふざけましょう。人間、アホなくらいが丁度いいんです。子どもの頃は、毎日笑ってました。あの頃は、アホやったから。日本人はみんな賢くなったけど、それで幸せになりましたか? 思い出してください、楽しかった思い出って、アホなことやって、みんなで笑っていたときのことだったりしませんか? ボクは”アホやな~”って笑ってもらうのが大好きです。”アホでええ”と言うてくれる大阪が大好きです。だから、ずっとそんな大阪でいてほしいから。大好きな大阪でいてほしいから……」

 しらふでは気恥ずかしくて口にできない台詞だが、根がロマンチストであろう渡辺鐘は”世界のナベアツ”というキャラクターの力を借りて、堂々と名演説を読み上げる。”世界のナベアツ”のオモローワールド大統領就任を大いに祝福したい。
(文=長野辰次)

omoro04.jpg
『さらば愛しの大統領』
監督/柴田大輔、世界のナベアツ 脚本/山田慶太 脚本協力/遠藤敬 出演/宮川大輔、ケンドーコバヤシ、世界のナベアツ、吹石一恵、大杉蓮、志賀廣太郎、前田吟、宮迫博之、仲村トオル、釈由美子、水野透(リットン調査団)、剛(中川家)、礼二(中川家)、高橋茂雄(サバンナ)、河本準一(次長課長)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、岩尾望(フットボールアワー)、RG(レイザーラモン) 配給/アスミック・エース
10月30日(土)より関西限定先行公開、11月6日(土)より新宿バルト9ほか全国公開
<http://saraba-d.asmik-ace.co.jp>

オモローのナベアツ

もはや死語ですが。

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最終更新:2012/04/08 22:57
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