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悲劇……マンション駐車場に停車中の愛車が”公衆便所”に

監視カメラに映し出されていた女性の姿

 中国では、ふいに尿意や便意に襲われた人が、人目がないのをいいことに、その場で用を足してしまうことがたびたびある。エレベーターの中や通路の陰、はたまたバスや地下鉄の中など、至るところが“公衆便所”にされている(もちろん、そんな行為に及ぶ人はごく少数であるが)。

 そんな中、個人の所有物が勝手にトイレにされてしまった……というのが今回の事件である。

 昨年12月末、河南省鄭州市に住む司さんが、マンションの駐車場に車を止めて帰宅した際、車の鍵を閉め忘れてしまった。翌日、妻と子どもを連れて外出しようと車に乗り込むと、後部座席に乗った子どもが騒ぎだした。

 何かと思って見てみると、なんと子どもの服が大便と小便まみれで、シートや足元にも排泄物が転がっていた。

 鍵を閉め忘れたために誰かが侵入して排泄したと考えた司さんはすぐにマンションの管理室へ行き、敷地内に設置された防犯カメラの記録を確認した。するとそこには驚くべき映像が残されていた。

 夜11時半ごろ、きれいに着飾った妙齢の女性が駐車場の辺りをうろつき、しばらく周りを見回したあと、ドアの鍵がかかっていなかった司さんの車に乗り込んだ。

 およそ3分後、女性は車から出てくると、何事もなかったかのように立ち去っていった。

 おそらく急に便意を催し、トイレを探したり、自宅に着くまで我慢するのが面倒だったのだろう。とはいえ、なぜ女性は司さんの車のドアに鍵がかかっていないことがわかったのかは不明だが……。

 司さんは警察に通報し、この女性が名乗り出て謝罪してくれることを望んでいるというが、あまり期待はできないだろう。

(文=佐久間賢三)

最終更新:2019/01/08 18:00
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