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週刊誌スクープ大賞

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん“批判”一転、結婚後押し報道のワケとは

大塚家具、和解は……

 さて、内閣府が「景気悪化」を認めた。もちろん、これまでも景気なんかよくはなかった。

 だが、そうなればアベノミクスの失敗を認めることになるから、安倍首相は頑なに認めなかっただけである。

 ではこの時期になぜ認めたのか。巷間囁かれている消費税増税をまたまた延期して、それを大義にして衆参ダブル選挙をやろうというのであろう。

 それも後で論じることにして、参議院選で自民党の目玉と目されているのが貴乃花である。新潮によれば、5月19日に新しい後援会「御縁会」を立ち上げるという。発起人には浜田靖一元防衛相や小渕優子らの名前も並んでいるので、さては出馬のためかと騒がれているようだが、いまのところは連休ものんびり過ごし、近所の商店街で買い物をしているそうだ。

 これが忠臣蔵の大石内蔵助ように、世を欺く仮の姿だとしたら、貴乃花もそうとうな役者だが。

 ところで体操のカリスマ・内村航平(30)がまさかの予選落ちで東京オリンピックへの出場も危うくなってきた。

 ポスト内村と目されている白井健三(22)も絶不調で、五輪でのメダル獲得に暗雲が垂れ込めていると、新潮が報じている。

 内村におんぶにだっこで、後進を育ててこなかったツケが来ているわけだが、体操界も一度どん底へ落ちて、這い上がってこられるかどうか試してみたほうがいいと思う。

 現代の「銀座・赤坂・六本木ほか 都心の『ポツンと一軒家』を訪ねてみた」がおもしろい。銀座のレンガ通りにある木造2階建て約12坪に一人で住む69歳の女性。赤坂のANAホテル近くに住む築50年以上、24坪に住む夫婦。私の家は都心ではないが、築50年以上のボロ家で、木々に埋もれているから、ポツンと一軒家風ではある。家が朽ちるのが早いか、私が朽ちるのが早いか、競争である。

 アサ芸が絶好調男・川田将雅の特集を組んでいる。4月28日時点で、重賞7勝を含む58勝でリーディングを独走中。やはり昨夏、イギリスへ修行に出たことがいい結果に結びついている。それに比べ、ルメールのお粗末なこと。先週のNHKマイルCは、単勝1・5倍のグランアレグリアを馬込みに入れたまま動けず、おまけに進路妨害したと降格になって、騎乗停止処分。デムーロも、昨年離婚したことが響いているのか精彩がない。NHKではアドマイヤマーズで勝ったが、これも進路妨害と判定されても仕方がない乗り方だった。

 ルメールはこのところ騎乗が悪いと今月26日まで騎乗停止になったが、そのため彼が乗っていた有力馬がみな乗り代わりになってしまった。

 だが、急遽乗り替わったノームコアに騎乗したレーン騎手は、見事な手綱さばきでヴィクトリアマイルを快勝した。

 レーンという騎手ただ者ではない。まだ25歳の豪州のジョッキーだが、ルメールやデムーロなど目ではない本物の天才だ。

 彼が日本の騎手になったら、年間300勝は固いのではないか。それほど見事な騎乗だが、それにしても日本人騎手の情けなさが目立つ。

 川田だけは頑張っているが、これほど外国人騎手に勝ちまくられて恥ずかしくないのか。

 中央競馬会は、騎手の育成の仕方をもう一度一から考えるべきだ。藤田菜七子のような下手な騎手を大物であるかのようにおだてるのは、本人にもよくない。

 せっかく日本馬が世界的に知られるようになってきたのに、騎手がこのざまでは競馬大国が泣く。

 この分では、オークス、ダービーと、レーンを買っていれば間違いない。

 さて、大塚家具の屋台骨をグラグラと傾けてしまった大塚久美子社長だが、ようやく父親の勝久匠大塚会長と会うには会ったが、突然訪問すると、用意してきた文章を読み上げただけで、そのまま帰ってしまったと文春が報じている。

 ここまで失敗すると、善悪や肉親の情さえもわからなくなるのか。勝久氏ではないが、もう終わったということだろう。

 ここでも前回書いたが、連休前に週刊現代が月3回の刊行に移行するという話を聞いていた。

 理由は、赤字が増え続けるために、少しでも費用を削減するためだそうだが、そうなればもはや週刊誌ではない。

 ここでも、年金や相続問題ばかりをやり続ける現代やポストは、週刊誌をやめて月刊誌にしたらいいと何度も苦言を呈してきた。

 だが、それは、週刊誌の役割である「新聞、テレビにできないことをやる」という原点に立ち返ってもらいたいからであり、大講談社がそんなバカなことをやるまい、そう10連休中は思っていた。

 だが、7日発売の現代を見て、それが事実だったことを知り、現代OBとして愕然とした。

 ポストは5月17・24日合併号で、次回の発売は20日(月曜日)で定価500円。現代は、5月25日号で合併号ではないが500円、次回の発売はポストと同じである。

 私が知る限り平週号のまま2週間売りというのは初めてだろう。おそらく、次号は1週間売りで、その次ぎの号を2週間売りにするのではないか。変則の月3回刊である。

 読者に何の説明もないままなし崩し的なやり方は、おそらく大方の納得を得られないだろう。そうなれば元に戻して知らん顔をする。姑息ではないのか。

 私には愛社精神はこれっぽっちもないが、現代に対する愛情は人に負けないと自負している。

 講談社は昨年度、久々に大きな利益を出したのに、これでは講談社の看板が泣く。それ以上に、現代編集部の浅慮を悲しむ。

 しかし、現代が月三回発売になるという話が、一向に広がらない。ということは、現代がそうなろうと、ポストが月刊誌になろうと、もはや週刊誌に対する関心はほとんどないということなのだろう。

 私にはそっちの方がはるかにショックである。

 その現代の巻頭特集は「これから3年で起きること」。健康保険料の値上げが続く。消費が増えないために小売業やサービス業などは売り上げが振るわず、人員を削減する。その職にあぶれた人たちを大企業が非正規雇用をして、人件費を圧縮し利益を増やすという悪循環が起こる。

 大手銀行が合併してメガバンクができるが、地銀は10年後に約6割が赤字になる。AIの発達で、今後3年から5年で事務職が無くなる。年金支給開始年齢が最終的には70歳に引き上げられる。

 政府が70歳まで定年解雇しないように企業に要求するが、特別な技能もない人間にまともな給料を払うわけはない。プロでなくとも予測できることばかりだと思うのだが。

 しかし、現代のほうが合併号のポストより内容は充実している。ポストは失礼だが、読むものがない。巻頭が「令和時代の『勝ち組老後』『負け組老後』」では、平成を令和と置き換えただけだ。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が「数年後、景気は後退。淘汰の時代がやってくる」は、だいぶ前に現代がやっていた。

「女のライバル対決『令和元年』の顔は私!」では、「天海祐希VS.米倉涼子」「広瀬すずVS.広瀬アリス」「小川彩佳VS.徳永有美」などなど。「新天皇・皇后陛下にこれからお目見えできる場所」では、ポストを読みたくなるかな? 私はならない。

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