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週刊誌スクープ大賞

どうした週刊文春!? 眞子さま&小室圭さん“批判”一転、結婚後押し報道のワケとは

衆参ダブル選挙の現実味

 さて、サッチーこと野村沙知代とは何度か2人で食事をした。彼女も亭主の野村克也と同じで酒を呑まないが、食べることは好きだった。

 様々な批判があった女性だが、私には普通のオバアチャンだった。正直にいうと、サッチーは80歳で亡くなった私の母親にそっくりなのだ。呑みながら話を聞いていると、「おふくろ」と思わずいってしまいそうになったことが何度かあった。

 彼女が亡くなって1年以上が経つ。突然彼女にいなくなられた亭主の野村は、「ショックが大きすぎて、なかなか事実を受け入れられなかった」と語っている。

 今回新潮は、「孤独との向き合い方」というタイトルで、野村インタビューをやっているが、今でも家に帰ると、「サッチーがいない家が、ものすごく冷え切っているような感じがする」といっている。

 私から見ても、主導権はサッチーが圧倒的に握っていた。野村は今でも浮気ができないという。「みんなサッチーのお化けが怖いんじゃないですか(笑)」。「女房に先立たれると、男の弱さがわかる」。野村が得意の「ぼやき」を聴く相手がいないのだから「さみしい」だろう。

 酒を呑まなかったから45歳まで現役でやれたと話しているが、田園調布の広い家で、サッチーがすわっていた椅子に腰かけて、テレビの野球中継を見ているとき、酒が呑めたらとは思わないのだろうか。

 あれほど個性の際立った女房が急にいなくなったら、どんな亭主でも喪失感に襲われ、どうしていいか分からなくなるだろう。私にも懐かしい女性である。

 今の野球はつまらないと野村はいう。ONほどの天才は、それ以降出てきていない。巨人が原を監督に戻した意味が分からないとも。

 前回書いたが、東京オリンピック・パラリンピックの選手村(都有地)が、1500億円も値引きされて三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンス、住友不動産など11社の企業連合に払い下げられたと、文春でノンフィクション作家の清武英利が告発していた。

 そのモデルルームが大型連休初日に公開され、約1000組の見学者が殺到したという。

 安く手に入れたのだから、多少安いのではと期待した向きが多かったようだ。だが、見学者に配布される「予定価格表」は価格部分が空白で、説明は口頭でしか行われなかったという。

 だが取材チームは32組の見学者から話を聞き、販売価格で最も高いのが4LDKの1億3000万円、最安値が2LDKで5400万円であることを突き止めた。

 一見、周辺のマンションより安いようだが、それは、土地代がわずか4%しかないからで、通常のマンションの開発事業の土地代は30~40%だそうだ。

 バカ安い値段で土地を手に入れたのだから、それでなくても儲かるのに、やや周辺マンションより安くした程度のようだ。

 その上、管理・修繕費が月額4万5000円から7万円もかかるという。買うつもりの人は、多くが投資用だそうだから、業者たちには莫大な利益がもたらされること間違いない。

 この森友学園とは比べ物にならない莫大な値引き問題は、都議会はもちろんのこと、国会でも追及されるべきである。

 レオパレス21の本社は私のところから近い中野坂上にある。少し前に、私の家の2軒隣にレオパレスの小さなワンルームマンションが建った。家の出入りに、ここも建築法違反しているのではないかとジロジロ見ているのだが、いまのところ目立った動きはない。

 しかし、多くのレオパレスで違反や耐火性素材で覆うべき穴が放置されたままになっていると、文春が報じている。

 もし1階で火事が起きたとすると、ものの数分で2階に火が達してしまうそうだ。

 文春の取材では、千葉県流山市で「ヌーボグランスペランツァ」シリーズを管理する内藤千照が、「昨年七月にレオパレスの社員五人、流山市役所職員が三人来て検査を行いました」。その際、彼も天井裏を覗いて界壁に隙間があることを確認したそうだ。

 だが届けられた「界壁施工状況判定表」には、社員の一級建築士が「界壁に問題はありません」というところにチェックを入れていた。

 疑問を抱いた内藤は、実際に来た建築士がその場で作成したチェックリストを送るよう要求したところ、そこには「延焼の恐れがある。梁との隙間有り」とあったというのである。

 このような書き換えは常時行われているのだろう。レオパレスが傾くのも時間の問題だと思うが。

 さて、いよいよ安倍首相の最後の賭けである「衆参ダブル選挙」が現実味を帯びてきた。

 改元ご祝儀で内閣の支持率は50%台まで上昇したが、日銀の短観は悪化し続け、景気悪化に歯止めがかからない。

 文春によれば、4月30日に麻生太郎が安倍首相の私邸を訪ね、ダブル選をやれといったという。安倍の側近の荻生田光一幹事長代行に「増税なし」というアドバルーンを上げさせたが、党内からもさほどの反発が起きなかった。野党はまとまらず弱体化するばかり。

 消費税増税をまたまた延期して、それを旗印にすれば現状維持は叶わなくても、改憲派の維新の会を抱き込めば何とかなる。そいう腹積もりであろう。

 文春は、令和オジサン菅官房長官がダブル選には慎重だそうだが、安倍がやるといったら徹底抗戦はしまい。

 サンデー毎日は、創価学会幹部が「衆参ダブル選挙は絶対にノー。参院選にすべてを懸けて動く時に、衆院選などやれないのは明白だ」と話しているが、公明がついてこなくても、今勢いのある維新の会がいるから、抵抗するようなら与党から追い出せばいい、そう安倍は考えているに違いない。

 悲願の改憲へのラストチャンスを安倍が手をこまねいて見ているはずはない。私もダブル選挙はありだと思う。

 ではいつになるのか。文春は、6月28日、29日に大阪でG20が開催されるし、選挙期間はお盆に重ならないようにするのが通例だそうだから、7月5日の会期末解散で、8月4日投票だと見ている。

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