日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > オールナイトニッポンに懸念点

オールナイトニッポンが新ブランド! フワちゃん、ぺこぱらを起用するも、ニッポン放送の「使い捨て」に懸念

オールナイトニッポンが新ブランド! フワちゃん、ぺこぱらを起用するも、ニッポン放送の「使い捨て」に懸念の画像1
公式ツイッター:フワちゃんのオールナイトニッポンX(@radionofuwachan

 ニッポン放送は、4月からの深夜番組『オールナイトニッポン』の新ラインナップを発表した。金曜日は1部の三四郎が金曜2部に降格、同じ金曜2部『オールナイトニッポン0(ZERO)』の霜降り明星が1部に昇格。木曜日の2部だった水溜りボンドは、土曜日の月イチレギュラーとなり、木曜2部にはマヂカルラブリーが新レギュラーとして加わる。

 さらに、月曜~金曜深夜0時には『オールナイトニッポンX(クロス)』という新ブランドがスタート。月曜はK-POPアイドルのENHYPEN、火曜はYOASOBI、水曜はフワちゃん、木曜はぺこぱ、金曜は週替りで担当する。

「マヂカルラブリーについては、過去に単発で『オールナイトニッポン0(ZERO)』を担当していますが、そのときの評判がすこぶる良く、レギュラー就任を期待する声も多かった。かつて、マヂカルラブリーの2人と“地下ライブ”でよく共演していたアルコ&ピースも『オールナイトニッポン』でレギュラーを務め“ラジオスター”と称されたこともありましたが、マヂカルラブリーもスターになるかもしれません」(お笑い関係者)

 一方『オールナイトニッポンX』には、いまをときめく旬なメンバーが出揃っている。しかし、不安材料も少なくないようだ。

「人気のあるメンツなので、“数字”の面では期待できると思います。でも、ニッポン放送というと、人気者を無駄遣いする傾向があるのも事実。たとえば、四千頭身などは2018年から2019年にかけて1年間『オールナイトニッポン0(ZERO)』のレギュラーを務めていたんですが、なぜか長続きしなかった。彼らの人気や将来性を考えれば、ずっと続いていてもおかしくないのにです。

 また、現在バラエティ番組でブレイク中のニューヨークも2016年から2017年の1年間、『0(ZERO)』のレギュラーを務めています。しかし、あまりにもあっさりとした番組終了で、正直もったいなさすぎる。ニッポン放送は、後に彼らがブレイクすることを見抜けていなかったとしか思えません」(同)

 ニューヨークは『オールナイトニッポン0(ZERO)』終了後、2019年1月にYouTubeチャンネルを立ち上げ、そこで『ニューヨークのニューラジオ』というラジオ形式の番組をスタートさせた。この番組は業界内視聴率が高く、現在のブレイクにつながったとも言われている。

「ニューヨークのYouTubeの構成をしているのは『オールナイトニッポン0(ZERO)』時代のスタッフです。ニッポン放送は完全においしいコンテツを手放してしまったという形。このあたりの“感度の低さ”はニッポン放送の悪しき伝統となっていますね。『オールナイトニッポンX』もそうならなければいいのですが……」(同)

 せっかく人気者を揃えた『オールナイトニッポンX』なのだから、彼らを使い捨てにするような展開がないことを願うばかりだ。

日刊サイゾー

芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。

Twitter:@cyzo

サイト:日刊サイゾー

にっかんさいぞー

最終更新:2021/03/23 09:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真