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嵐ドキュメンタリー映画、中国“先行公開”に一部ファンからブーイング! 「FC会員優先して」

公式サイトより

 5月22日、昨年末に活動を休止した嵐のライブフィルム『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』が製作されていたことが発表。また、合わせて6月11日から中国で始まる第24回上海国際映画祭でワールドプレミア上映されることがわかり、話題を呼んでいる。ファンの間では映画の鑑賞を楽しみにする声が上がる一方、映画がファンクラブ会員でなく中国で先に上映されることや日本公開が現時点では未定となっていることに対して不満の声も上がっている。

 映画は嵐の初主演映画『ピカ☆ンチ』(2002年)を手がけた堤幸彦氏が監督を担当した。2019年12月23日にこの映画の撮影のため、東京ドームにて1日限りの「シューティングライブ」が開催されており、100台以上のカメラを使用し、彼らの一挙一動足を余すところなく記録。ジャニーズ事務所初のライブ映画として、日本No.1動員を誇る嵐のコンサートを体感できる内容になっているという。また作品は第24回上海国際映画祭のGala部門とDolby Vision部門への正式出品が決定している。

 『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の公式Twitterは5月23日、作品の完成をファンに報告すると共に、「日本公開は未定ですが 決まり次第、お知らせします!」と日本での上映についても言及している。

 このニュースを受け、ネットでは「一応やる前提ってことだよね? ずっと待ってたシューティングがやっと見れる日が近づいてきてるのがうれしすぎる」「焦らずに、楽しみにして、待ってます」といった喜びの声が続出。

 しかしその一方、「ファンがいてのアイドルじゃないの? なら会員優先しなよ? それがFCじゃないの?」「いきなり中国だけ? ずっとずっと心待ちにしていたFC会員へのお知らせは? なんか……悲しい」など、ファンクラブ会員を差し置き、先に中国で上映されることに対してブーイングの声も少なからず上がっているようだ。

「海外でハクをつけるために映画祭に出品し、先行上映するのは一般的。嵐の海外での知名度を考えれば、欧米ではなくアジア圏の映画祭を選ぶのも当然でしょう。

 また、新型コロナウイルスの影響で2020年4月予定だった嵐の北京公演がなくなっているのに加え、ジャニーズ事務所の今後アジア圏への進出を本格化していきたいという思惑が今回の上海国際映画祭でのワールドプレミア上映に繋がったのでは。アジア圏の中でも中国には熱烈なジャニーズファンが多く、総人口は14億人。事務所としては中国のショービジネス界と太いパイプを作りたいのは間違いないでしょうから。とはいえ、活動休止後もファンクラブの年会費を払い続けているファンからすれば、ひとこと言いたくなるのも無理はない」(芸能事務所スタッフ) 

 寂しい気持ちになったファンを元気づけるためにも、一刻も早く日本での公開をお願いしたいところだ。

 

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最終更新:2021/05/25 09:30
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