菅義偉首相が“なかった”ことにする「天皇陛下の五輪憂慮発言」

五輪が終われば国政にーー小池百合子都知事の胸算用

　小池都知事は6月22日に突然、入院してしまった。

　原因は過労だというが、コロナ対策だけではなく、7月4日に投開票される東京都議選で、小池が特別顧問をしている都民ファが劣勢なこともあり、東京五輪も東京の感染者が増え続けていて先行き不透明なこともありと、難問山積から逃げ出したというのが大方の見方のようである。

　だが新潮によれば、小池は五輪が終われば都知事の椅子に魅力はなくなるから、二階幹事長を頼って国政に出ようと謀っているそうだ。だが、官邸幹部や自民党執行部が受け入れる様子はないから、「都議会自民党との関係を徐々に修復していきながら、国政復帰を窺うのが現実的です」（政治部デスク）

　現代も、二階幹事長は菅首相が安倍首相たちに切られれば、小池を押し立てて総裁選に打って出る構えだと見ているようだ。

　その小池は、退院すると、東京都議選の応援のために、最終日、都民ファーストの会の候補のところに駆け付けた。

　マイクは握らなかったようだが、小池人気はまだまだあるようで、このたった1日の応援で、惨敗を予想されていた都民ファーストの会が息を吹き返し、公明党と組んで過半数を狙っていた自民党は、両方合わせても過半数に届かないで敗退した。
腐っても鯛ということか。

　間違いないのは、小池は東京五輪後に都知事を辞め、次の衆院選に出るということだろう。

　菅も安倍も、どっちもどっちの政治家だから、それよりも小池のほうがいいという勢力も台風の目ぐらいにはなるのか。私にすれば、みな同じ穴の狢である。こんな人間しかいないところに、この国の不幸があることは間違いない。

　ところで、私もオザケンぐらいは知っている。小沢健二（53）は、父親に筑波大学名誉教授でドイツ文学者の小澤俊夫、母親は臨床心理学者の小沢牧子、叔父に指揮者の小澤征爾がいて、自身も東京大学文学部在学中に、小山田圭吾らと「フリッパーズ・ギター」としてメジャーデビューしている超サラブレッドである。

　長身、端正な顔立ちで、渋谷系の王子様としてアイドルになり、93年にはソロデビューして「愛し愛されて生きるのさ」「ラブリー」などのヒットを連発、NHK紅白にも2年連続して出場している。

　だが98年に「自分のペースで生活したい」とニューヨークへ移住し、2009年には写真家のエリザベス・コールと結婚して2人の男の子を授かっている。

　幸せを絵に描いたような人生ではないか。だが次男が生まれて、子どもを日本で教育させるために密かに戻って来ていたそうだ。

　そして文春砲に、23歳年下の女性と深夜、“ラブリー”していたところを隠し撮りされてしまうのである。

　5月21日、夜11時過ぎに六本木のテレ朝の楽屋から出てきた小沢は、自宅へと向かった。だが、家には入らず、今度はタクシーに乗り換え、コンビニに寄ってシャンパンなどを購入（そんな高級な酒を置いてるコンビニってあるんだ。私の近くはワンカップだけだが）、またタクシーを走らせた。

　外資系高級ホテルで降りる。ここは小沢が客室を仕事場として使っているそうだ。専用エレベーターに乗り込み、その5分後に、印象的な青い髪をのぞかせた黒のバケットハットを目深にかぶった女性もエレベーターに乗り込んだそうである。

　彼女はAwesome City ClubのボーカルをしているPORIN（30）で、今年、映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして（何のこっちゃ？）リリースした「勿忘（わすれな）」でブレイクしたそうだ。

　この夜、ホテルのフロント階に着いた2人は、チェックインの客が多いために踵を返し、小沢は再びタクシーを拾って1キロ先の名門ホテルへGO！　続いてPORINも同じホテルの同じ部屋に消えたという。

　2人の関係は3年近いそうで、彼女は小沢から、「妻と離婚に向けて話し合っている」と聞かされ、悩んでいるという。まあ、不倫男の常とう句だが、文春の直撃に対してPORINは、

「こういう場合はどう答えればよいのかちょっと。小沢さんの方が知っているかもしれないですね。芸能界が長い方なので」

　さすが芸能界が長い方だけに、小沢は現在、再び渡米中だという。逃げるは恥ではないようだ。ニューヨークでは聞こえないかな？　「オザケン、フザケンナ！」の声は。