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岸田政権の目玉「経済安保法案」の責任者に女性問題、不倫、経費不正使用…進退窮まった!

創刊100周年を迎えた雑誌の変遷

 ところで、今週のフライデーを見て驚いた。スクープを見て驚いたのではない。特別定価600円とあるではないか。

 今週のポストは520円。先週の現代は合併号で550円。同じ写真週刊誌のFLASHが490円。

 袋とじ「アジア最高の女神 篠崎愛」があるからなのか? それにしても高い!

 今週の週刊朝日(2月25日号)は、これまで表紙を飾った天皇、山口百恵、三島由紀夫、小野田少尉、若貴兄弟などを並べ、真ん中に「100年間、ご愛読ありがとうございます。」と特筆大書している。

 そうか、創刊して100年になるのか。

 大正11年1月30日発売が創刊号。定価は10銭だった。今週号は470円。サンデー毎日の創刊も同じ年である。

 文藝春秋も100周年と謳っているが、この雑誌が創刊されたのは大正12年2月25日だから、週朝から1年遅れで創刊されている。

 大正12年の9月1日には関東大震災が起きているが、まだ、大正モダニズム華やかで、軽やかな時代だったのだろう。

 創刊号は35万部を発行したというから、現在の部数よりはるかに多い。

 だが、週刊新潮などの出版社系週刊誌が出る前、扇谷正造という名編集長が150万部に伸ばしたこともあった。100周年を機に、今一度がんばってほしいものである。

 ちなみに今月の文藝春秋は読みでがあってお買い得である。これで1100円なら安い!

 芥川賞受賞作『ブラックボックス』(砂川文次著)もあるし、「リニアはなぜ必要か?」という特集もあるが、小ネタにおもしろいものがある。

「ネットフリックス独り勝ちの理由」「芥川賞・ポルノ・死 宇野鴻一郎」「社会が震えた芥川賞作家の肉声」「秋篠宮家『取材日記』」、新連載、「仁義なきヤクザ映画史 伊藤彰彦」「記者は天国へ行けない 清武英利」などなど。

 さて、先週文春が報じた、岸田政権の目玉である経済安保法案の責任者であった藤井敏彦内閣審議官は、闇営業や朝日新聞の女性記者との不倫で、更迭されてしまった。

 彼は、女性と逢引き(古いね~)するためのマンションを別に借りるなど、「絶倫男」ともいわれていたようだが、そのぶんカネにも忙しかったようだ。

 そこで高額な講演を何度かしていたようだが、そのセミナーを行う会社の担当女性とも親しかったという。

 昔、「私はコレで会社を辞めました」というCMが話題になったことがあったが、このままいくと、古巣の経産省からもお払い箱になるかもしれない。

 というのは、文春によれば、彼がいた国家安全保障会議の事務局は、セキュリティが厳しく、入室は指紋認証、携帯やスマホの持ち込みは禁止されているそうだ。

 そこに、彼が講師をやっていた塾の生徒、日立製作所の女性社員を入れていたというのである。

 日立は、東京都など多くの自治体の水道事業に関係しているという。藤井が担当していた経済安保法案には、事前審査の対象に基幹インフラが入っていて、水道もその一つだ。
当然企業側は、経済安保法案がどのような仕組みや、規制があるのかを知りたがる。藤井は願ってもない人間だったはずである。

 その女性は、それの担当部長だったという。多くの女性問題、それも朝日の記者と不倫、タクシーチケットの不正使用、闇営業と、こう重なれば進退窮まったといわざるを得ないようだ。

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