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マユリカとうとうブレイクの気配! 怠惰で不運な幼馴染コンビのぼんやりした“目標”

「3分ネタを4分にする努力をできてないかもしれません」

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写真/持田薫

――ネタ作りも腰が重い?

阪本 新ネタライブに誘ってもらって、おろさないといけない状況にならないと作らないです。
中谷 かといって僕からも「やろうや」とは言わず……。僕がしっかりしないといけないんでしょうけど、阪本がダラーッとしてるのを見たら僕もダラーッとしてしまって。

――『うなげろりん!!』で、ネタができたら尺調整しないという話をしてました。あれは本当なんですか?
阪本 4分を3分にはするんです。でも3分を4分にする努力をできてないかもしれません。

――縮める作業はやるんですね。
阪本 削るだけなんで。長くするのは新たに作らないとダメじゃないですか。
中谷 増やしたネタを前のやつとすげ替えたり、繰り返して強くする作業をしていないという。
阪本 「4分の時間与えられたら4分のネタやればいい」という考えかもしれません。ほんまによくない部分ですね。でも最近はちょっとずついじるようになりました。
中谷 『M-1』が近づくと、ちょこっと。
阪本 周りは『M-1』に向けて日ごろからネタ調整してるんですけど、僕らは『M-1』近づいてから焦ってやりだします。
中谷 そういうところを辻さんが言ってるんでしょうねえ。
阪本 そろそろこの話題変えてほしいです(笑)。

――ちなみに漫才出番で、阪本さんが腰を落として走りこんできますよね。あれは昔からやってたんですか?
阪本 結構前からやってますね。1年目、2年目のころは普通に出てたんですよ。でも見た目的に中谷のほうがボケっぽいから、僕がボケると「そっちがボケるんかい!」みたいな反応があって。それでボケだとわかってもらうために走るようになって、今も名残で続いてます。

「文句言う前に、仕事あるのがありがたいことなんで」

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写真/持田薫

――影響受けた芸人って誰ですか。

中谷 がっつりこの人ずっと見てたというのはないんですよ。ほんまにちょっとお笑いが好きな学生だったんで。でも『M-1』はずっと見ていて、ブラックマヨネーズさんはずっと好きでした。当時も今も小杉さんは、すごい、カッコいいなと思います。
阪本 僕はお笑いずっと好きで、東京寄りの方が好きでした。くりぃむしちゅーさん、さまぁ~ずさん、おぎやはぎさん……。

――意外な顔ぶれです。
中谷 『内村プロデュース』とか見てたもんな。
阪本 たぶんこいつから『笑う犬の冒険』勧めてきて、僕も見るようになって。小学校の学芸会で一緒にコントするようになりました。
中谷 もともと3人でやってて、もう一人ワダックスというヤツがいたんですよ。
阪本 そいつは東大に行きました。
中谷 とんでもない差がつきました!
阪本 「お笑いやろう」とこいつを誘ったとき、僕は『オールザッツ漫才』とかあまり見てきてなかったから、よしもと一択じゃなかったんですよ。でもそこは「そんなもん、よしもとやろ!」で決めてもらった感じです。
中谷 僕は東京の事務所は全然知らなかったので、そっちは不安でした。大阪よしもとしか知らなかったんですよね。

――いきなり東京の養成所に行く選択肢もあったんですか?
阪本 そうですね。大阪とも決めてなかったんで。でも今は大阪NSCに行ってよかったなと思います。劇場持ってるんで、全国的に誰も知らない段階でバイトせんで食えるのはよしもとだけかなと。さっき低い単価で動き回らせるって文句言ってましたけど(笑)。
中谷 しんどい、仕事場が遠いと文句言う前に、仕事あるのがありがたいことなんで。そこはよしもとというビッグネームのおかげです。

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