本の記事一覧 (835件)

渡部建に無名の芸人も…“芸人本”がやたらブームになっている業界事情

 錦鯉の『くすぶり中年の逆襲』(新潮社、2021年)、渡部建の『超一流の会話力』(きずな出版、22年)、安田大サーカス・クロちゃんの『日本中から嫌われている僕が、絶対に病...
爪切男『きょうも延長ナリ』刊行記念

爪切男VSベッド・イン 風俗とバブルに狂い咲く男と女、“人間賛歌”の延長戦!

 数多の風俗嬢とのプレイをはじめ、女性たちとの体と心の交歓を私小説で綴る作家・爪切男と、バブル期をリスペクトする激マブ地下アイドルユニットのベッド・イン。  爪切男の新刊...
「自己啓発書にツバを吐きたくなる人にこそ読んでほしい」

水野敬也『夢をかなえるゾウ』最新作の主人公は夢がない!

「自己啓発エンタメ小説の金字塔!」と銘打たれたシリーズ累計460万部の『夢をかなえるゾウ』(文響社)。関西弁のガネーシャが夢に悩める主人公に対してギャグを言ってはスベり倒し、...

『嫌われた監督』バカ売れ&大宅賞受賞で落合博満をメディアがいっせいに祭り込む!?

 ユニフォームを脱いですでに10年以上が経つ野球評論家の落合博満氏が、にわかに“時の人”となっている。中日の監督時代を描いたノンフィクション『嫌われた監督 落合博満は中日をど...
歴史雑誌のディープな世界【2】

一番新しい歴史「平成史」本ガイド

過去はいつから歴史になるのか――。令和3年の今、早くも「平成史」とタイトルに冠した本は何冊も生まれている。(「月刊サイゾー」2021年9月号より転載)  ノンフィクショ...
歴史雑誌のディープな世界【1】

“在野の論考”こそ面白い!! ディープな歴史雑誌の世界

――歴史ファン以外にはあまりなじみがないかもしれないが、実は幅広いテーマを扱う歴史雑誌の数々。これらの雑誌こそ歴史研究を下支えしているのだが、歴史ファン向けと歴史研究者向けの雑誌...

「土俵の女人禁制」の矛盾とは? 国技館、表彰式、千秋楽……大相撲の“創られた伝統”

 2018年、大相撲の京都府舞鶴市での地方巡業中に市長が土俵の上で倒れ、医療関係者の女性が救命のために土俵に上がった。その際、客が「女が神聖な土俵に上がっていいのか」などと騒...

女性が霊山を登れないのは伝統か差別か?「女人禁制」の“正史”と批判派・擁護派の不毛な議論

各地に残る「女人禁制」とされる場所や、祭りへの女性参加を制限する慣行に対して、マスコミやフェミニストは「女性差別だ」「人権侵害だ」と批判し、風習を守る側は「伝統だ」と応じるも旗色...

“特権”に気付いてゲタを脱げるか?「生きづらさ」解体から批判まで…「男性学」ブックガイド

 なぜ今「男性学」に注目が集まっているのか。「#MeToo」や「ブラック・ライヴズ・マター」運動からもわかるように、世界は社会公正を求める流れになっており、個人の差別はもちろ...

EXIT 兼近大樹が執筆中の自伝的小説、吉本が万全サポート? 不安材料は有り余る“反骨精神”か

 お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が現在、自伝的小説を執筆中だ。昨年2月くらいから書き始め、今年1月には5日間ほどホテルに缶詰になり集中的に執筆。その様子をEXITの公式Yo...

黒人に植えつけた憎しみが白人社会に牙をむく──白人の前で黒人は話し方を調整! 人種差別とBLMの現実を撃つ本

 コロナ禍のアメリカで、白人警官が黒人男性を殺害した事件をきっかけに大きなうねりとなった抗議運動「BLM(ブラック・ライブズ・マター)」。全米各地で暴動や略奪行為も起き、さら...

“民主化しない中国”の謎を橋爪大三郎が社会学視点で読解──党総書記が法律を超越する!

──今や世界2位の経済大国になった一方で、香港のデモに対して強権的な弾圧を行うなど、人権の観点でも問題行動を取り続ける中国。日本を含む他国のメディアでは「民主主義の死」「一党...

リーマンショックを超える大暴落──世界を動かし、中東を変化させるコロナ後の石油地政学を占う11冊

──コロナ禍による原油需要の減少を背景に、アメリカではシェールオイル関連企業が破綻。これにより中東情勢が一層世界を動かす時代が到来しつつある。実は日本人の生活にも密接に関わってい...

紗倉まなの登場は偶然か必然か──単なる告白本から文学へ昇華した「AV女優小説」の進化論

――これまでは自伝的作品や、ともすると告白本テイストのものが多かったAV女優の小説。だが徐々に、本格派の小説も珍しくなくなってきている。そこで今、作家としての地位を確立させつつあ...
愛国ビジネスの歴史を追う

[特別対談]石戸諭×辻田真佐憲──つくる会から百田尚樹へ…愛国・保守本市場の変遷

――毎年のように「日本すごい本」や「嫌韓・嫌中本」がベストセラーとなり、右傾化が懸念される日本社会だが、この流れはいつから始まったのだろうか? また、これらの本の作者は今と昔では...
箕輪を“天才”にしたサロン文学

「オンラインサロン文学」の選民思想 “本を読めない”客を集めるシステムとは

――セクハラ問題で世間を騒がせた編集者の箕輪厚介氏を、“天才”たらしめたのが、オンラインサロン運営者たちの書籍だ。本が売れない時代にある程度の売り上げが確保され、うまくいけばベス...
製薬会社の情報クリッピングが激増!?

製薬会社の情報クリッピングが激増!? 内外“切抜”通信社の変化とコロナ禍で雑誌が再評価される理由

――特定のキーワードをクリッピングする業務を主とする内外切抜通信社。本来であれば「東京オリンピック」の開催で、連日激務となる可能性が高かった同社だが、新型コロナウイルスの出現で業...

『女帝 小池百合子』はフェミニズム的にやや古い? オジさんに媚びを売って成り上がる女性像

――東京都知事選前に出版され、話題となった評伝『女帝 小池百合子』。綿密な取材をもとに過去にも取り沙汰された「カイロ大卒業」疑惑を追及したりする一方、政治という男の世界でのし上が...
『鬼滅の刃』が売れまくり!?

漢字ドリルにレシピ…etc. コロナ禍でも売れる本! “密”状態の街の本屋と休業大型店の現状

――新型コロナウイルスは出版業界にも影響を及ぼし、例えば雑誌は軒並み発売延期や合併号で売り上げが落ちた一方で、小学校の休校によって学習参考書や児童書は特需が生まれた。また、ジャン...

虐待、ジェンダー、LGBTQ…小学生に社会問題も手加減ナシで突きつけるベストセラー児童書

出版不況と呼ばれて久しいが、そんな中で逆に売り上げを伸ばしている児童書市場。先頃、出版された『いま、子どもの本が売れる理由』(筑摩選書)という書籍では、豊富な資料と綿密な取材によ...

フランスの極右政治家に共感する日本の大学生が急増! 朝日新聞・玉川透氏に聞く強権的な指導者を好む若者増加のワケ

 アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターによれば、世界の多くの国で軍事政権に対して肯定的な若者の割合が増えているという。これは、日本も例外ではない。  また、日本固有の...

官僚たちが天下っていった「合法ブローカー」の利権…スペシャリストが暴く“移民”問題のウソとホント

 2013年にアメリカ国務省から「人身売買と戦うヒーロー」として表彰された、外国人労働者問題のスペシャリスト・鳥井一平氏。国際常識からかけ離れた政策や待遇がまかり通るこの領域...

大人に「夢を持とう」と強要された若者が追い詰められる“ドリーム・ハラスメント”の罪

「夢を持て」とよく言われる。しかし、夢を叶えられる人ばかりではないし、社会経験もない子どもが将来像を描けるとは限らない(実際、「夢が持てない」と悩む子は多い)。夢を描けたとし...

満洲の邦人を置き去りにした日本軍と安倍政権は酷似! “鉄道”から迫った「シベリア抑留」の真実

 『桶川ストーカー殺人事件』『殺人犯はそこにいる』(新潮文庫)、『「南京事件」を調査せよ』(文春文庫)などで高い評価を得てきたノンフィクション作家・清水潔氏が先頃、最新作『鉄...

『ホームレスはなぜ河原に住むのか?』 野宿生活者を追ってきたライターによるホームレスの現在地

 2020年3月25日、岐阜市の河渡橋の近くで暮らしているホームレスを、5人の少年が襲い殺害するという痛ましいが起きた。このような事件は、ホームレス取材をしていると本当によく...

アフターコロナは中国のひとり勝ち!? 未来図を占う羅針盤『新型コロナvs.中国14億人』

 新型コロナウイルスによって、世界の在り方は激変。アフターコロナの世界秩序はどうなる、なんてフレーズも囁かれているなか、今年始めに中国・武漢でウイルスが蔓延し、都市封鎖が行わ...

女性に多いアルコール依存症者が好む「ストロング系チューハイ」の『しくじらない飲み方』

 専業主婦のAさんは、夫が仕事で忙しく、3歳の男の子のワンオペ育児中。幼稚園のママ友たちと仲良くしていたはずが、次第に疎外感を持つようになり、幼稚園のお迎えの帰りに、子どもと...

今世紀最大のヒットミステリー『ミレニアム』シリーズのリスベットは、究極のツンデレヒロインか

 21世紀において、世界で最もヒットしたミステリーのシリーズといえば、スウェーデン発「ミレニアム」シリーズだということは、衆目の一致するところではなかろうか。紆余曲折を経て、...
『日本国民のための愛国の教科書』将基面貴巳インタビュー

「国外脱出もしない」「政治的な発言もしない」日本人の歪んだ愛国心に、未来はあるのか?

 昨年刊行された『日本国民のための愛国の教科書』(百万年書房)という本がある。タイトルを読むと一見いわゆる“愛国本”のようだが、実際の中身は「いま日本でいわれる愛国心とは、本...

【障害者殺傷事件初公判】被害者の”匿名報道”の裏に、マスコミが助長した障害者差別の歴史

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、障害者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が8日、横浜地裁で始まった。殺人などの罪に問われた元施設職員・植松聖(さと...
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