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2020年のテレビ出演はたった1回! テレビから消えたウーマン村本の孤軍奮闘

文=木村之男

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村本大輔

 それがたとえ“炎上”であろうとも、芸能人は“騒がれている内が花”なのか──テレビからすっかり消えた“炎上芸人”に迫ったドキュメンタリー番組が、業界関係者の間で話題になっている。

 名うての芸人が集う『THE MANZAI』で2013年に優勝し、一躍スターダムにのし上がったウーマンラッシュアワーの村本大輔。一時は数多くのレギュラー番組を抱え、テレビで見ない日はないほど活躍していたが、ここ最近はすっかりテレビから姿を消していることにお気づきだろうか。2020年のテレビ出演回数は実に1回、『THE MANZAI』のみ。そんな村本に密着したドキュメンタリー『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』(BS12)が3月19日に放送された。

「番組は、“嫌われ芸人”“炎上芸人”と言われてもテレビに引っ張りだこだった村本が、なぜテレビから消えたのかを検証するものでした。番組内では、現在の活動ぶりに密着しつつ、『大麻合法化しよう』とツイートして企画が吹っ飛んだこと、ゲスなキャラクターを求められ、それに応じていたら嫌われ者になっていたこと、政治的な発言で企画が立ち消えになったことなど、数々のエピソードを紹介。消えた理由は色々考えられますが、マネージャーの『キャスティングしづらいのかな』というセリフと、ある関係者の『コンプライアンスというよりは、面倒くさい』という一言にすべてが集約されていたと思います」(番組を見たキー局関係者)

 テレビ界には俗に“一発屋”と言われる芸人がいる。さらに、不祥事で突然芸能人生を断たれるものもいる。しかし、村本はそのどちらでもない。村本は現在、エンターテイメントの本場・アメリカで、スタンダップコメディに挑戦しようとしているが、日本で再び、彼の姿が華々しく取り上げられる日は来るのか?

「番組制作サイドとしては、発言をコントロール下に置けない人間は使いたくない。もう炎上で数字(視聴率)が稼げる時代でもないし、スポンサーがヘソを曲げれば、『正しいことを言っている』『問題提起だ』と言っても通用しません。主義主張を明確にすることを良しとする欧米社会では、政治や社会問題に笑いを絡めるスタイルが当たり前ですが、日本のテレビには“不偏不党”という建前があり、鋭い体制批判は好まれない。ですから、村本が今のスタイルを貫くなら、干された状態が変わることはあり得ません」(広告関係者)

 しかし、テレビに出られなければ八方塞がりかといえば、それもまた違うという。

「今やテレビに出られなくても、SNSで情報を発信したり、YouTubeをやったり、ネットTVや配信番組に出演したりと、やり方はいくらでもある。村本は年間数百回のライブを行い、きっちり観客は入っています。知名度も高く、『THE MANZAI』で披露している超早口で噛まずに畳み掛ける芸のレベルは高い。“相方(中川パラダイス)はどうする?”という問題はありますが、競合相手が見当たらない“ブルーオーシャン”なので、このまま今の道を突き進めば良いんじゃないですかね」(お笑い業界に詳しいフリーライター)

 忖度に溢れたテレビに喝を入れる存在として、いつの日か再び脚光を浴びる日がくるかもしれない。

木村之男

木村之男

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

最終更新:2021/03/24 13:00

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