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『ねほりんぱほりん』壮絶すぎる女子刑務所の生活、元受刑者が笑いながら告白「ガラス玉みたいな目をしてる」

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

「イッちゃってる」殺人犯とそれを笑う刑務所経験者

 女子刑務所ものの海外ドラマで印象に残るのは、同部屋内でのいじめである。やはり、実際にもあるらしい。新入りは雑巾を使わずに素手でトイレを洗わされたり、トイレ掃除した歯ブラシで歯磨きを強制されたり、布団です巻きにされて殴る蹴るされたり……。

「それは慣例になってるんでしょうね。新入りが来たときくらいしか、そういうイベントがないので」(レイコさん)

 す巻きにされるイベントって何!? 究極の閉鎖環境だけに、いじめや揉め事は日常茶飯事のはず。たぶん、刑務官もこの手の洗礼があることは把握しているに違いない。1年ちょっとで出られる軽犯罪者など、無期懲役の牢名主からしたらチョロいターゲットである。しかも、前科者ばかりの刑務所内。そこにモラルなんてないのだろう。そういえば、後藤祐樹も「精液をかけたごはんを食べさせるいじめが刑務所にはある」と語っていたっけ。つくづく、悪いことはするもんじゃないな……。

 そう。一口に刑務所と言っても、いろいろな人が収容されているのだ。男性の場合は罪の重さや犯罪の回数で刑務所が分けられるが、女子刑務所は全国に数が少ないため、さまざまな罪の受刑者が一緒に収容されるという。窃盗しただけで殺人の受刑者と同じ部屋になったらいやだな……。

「私が入った部屋は、旦那さんをバラバラにして近所の人に配ったっていうので“お肉屋さん”と呼ばれてる人がいたんですよ」(レイコさん)

 肉塊にするだけでなく、それを近所に配るという異常行動。もらった人や食べた人からすると、一生のトラウマになること必至だ。というか、そのニックネームのセンスはいかがなものか。そして、マリアさんも殺人犯と同部屋だったという。

「一番印象に残ってるのは『私、こうやって殺したんだぁ』『こんな風にバラバラにしてったんだぁ』って自慢してくる人でした。『首こう切って、腕切って。腸とか中身を出したんだぁ。腸はツルツルテカテカですごい綺麗なの!』とか(笑)」(マリアさん)

 引きずり出した腸の説明の文言がサイコすぎる。マトイさんにも、殺人犯との思い出はあるらしい。

「子どもを殺しちゃった子がいました。彼氏とのカーセックス中、彼氏に『子どもの泣き声がうるさいから捨ててこい!』って言われて、川に捨ててきちゃったみたいなんです。ものすごい病んでました。いきなり、『子どものところに行きたーい!』って大泣きしちゃったりして」(マトイさん)

 この受刑者に同情するマトイさん。しかし、本当に可哀想なのは殺された子どもである。3人の話を聞いていると、次第に違和感を覚えてくるのだ。

マリア 「なんか、人を殺した人って目が……」
レイコ 「怖いよね(笑)。シャブの人よりイッちゃってるみたいな」
マリア 「そう。全然イッちゃってる、シャブの人より(笑)。目が乗り移られてるっていうか、なんか怖い」
レイコ 「ガラス玉みたいな目してますよ」

 自分たちも犯罪者だったのに、他の犯罪者のことを笑って語っているのが変だ。妙な光景なのだ。薬物よりも殺人のほうが罪は重いだろう。だとしても、自分を客観視できていない3人だと感じた。

 ちなみに、受刑者は毎日7時間半の刑務作業を行うという。マトイさんが最も長く携わっていたのは“ご当地キューピー”作りだった。ご当地キューピーの一部は、メイド・イン・刑務所だったのだ。これからは、見かけるたびに刑務所を思い出してしまうな……。あと、マリアさんは神社のお守りやだるまを作っていたらしい。正直、これは聞きたくなかった。殺人者が作るお守りは、気持ち的にあまり持ちたくない。

 受刑者に与えられる月給は最初は300~500円で、そこから徐々に上がっていくそう。う~ん、ムチャクチャ安い! ……いや、ちょっと待て。受刑者は家賃と食費と光熱費がタダである。受刑者1人あたりの収容コストは年間約300万円と言われている。もしかしたら、一概に安いとは言えないのかもしれない。

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