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15歳なのに顔は老婆!? 慈善団体が引きこもりの少女に救いの手

メディアの取材に応じる15歳の少女(網易新聞より)

 実年齢と見た目がかけ離れている人は少なくないが、中国遼寧省錦州市の農村に住む少女の例は、少し極端だ。

「網易新聞」(12月8日付)によると、異変が始まったのは彼女が1歳頃。全身の皮膚がたるみ、シワも増えていったという。地元の病院で診察を受けたところ、「皮膚弛緩症」という遺伝性の疾患であると診断された。

 しかし、経済的な理由から継続的に治療を受けることができなかった少女の症状は、年齢を重ねるごとに悪化していった。

 そして15歳になる頃には、まるで老婆のような容姿になってしまったのだ。好奇の目にさらされた少女は、中学を卒業後、高校には進学せず、自宅にひきこもる日々を送っていたという。

 そんな中、ネットで偶然、とある慈善団体の活動が目に留まった。この団体は少女のような恵まれない子どもの生活を支援しており、少女はいちるの願いを込め、この団体に手紙を送ったのだった 。すると、団体側はすぐに治療の支援を行うことを表明し、12月に地元の病院で形成手術が行われることとなった。

 団体の関係者は、手術によって少女の顔から、たるみやシワがほぼ除去できるであろうとメディアに語っている。また、今後も数回の手術が行われる予定だという。メディアの取材に答えた少女は、「手術が終わったら医師になれるように勉強を頑張って、多くの人を救いたい」と語っている。

 慈善団体の支援により、15歳らしい夢を抱くことができるようになった少女。手術が無事成功することを祈りたい。 
(文=廣瀬大介)

最終更新:2020/01/05 14:00
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