日刊サイゾー トップ  > 板橋大山が再開発事業でさらに変わる!?
不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(大山編)

下町の人情や風情を残した板橋・大山、再開発事業の進展によりさらに活気に満ちた街となることが期待される

2.大山駅の再開発地域

 

 現在大山のハッピーロード大山商店街の周辺では、『大山町クロスポイント周辺地区市街地再開発事業』により『大山町クロスポイント周辺再開発ビル(仮)』と呼ばれる4つの高層・低層ビルの建設が進められています。それぞれの建物には、住居と複数の商業施設が入る予定です。

 『大山町クロスポイント周辺地区市街地再開発事業』の具体的な詳細は、下記の画像をご覧ください。

引用:東京都庁HPより
引用:板橋区役所HPより
引用:板橋区役所HPより
引用:板橋区役所HPより

 

 さらに、大山駅周辺の再開発事業はそれだけに留まりません。21年現在、東京都や板橋区、東武鉄道による『東武東上線大山駅付近の連続立体交差事業等』と呼ばれる事業の都市計画が進められています。

 具体的には、大山駅周辺にある東上本線10~13号踏切と15~18号踏切の合計8カ所の踏切を除去し、いわゆる“開かずの踏切”となっていることで交通網に支障が出ている現状を改善することが狙いです。大山駅のホームから近い15号踏切は1日約2万人の歩行者が利用しているため、より良好な住環境になると期待されています。

 また、この事業にかかる事業費は、用地費を含む約340億円を想定しており、住民や関係者からの意見聴取を得て、21年度の国土交通省による事業認可の取得を目指しています。仮に、地下方式を採用した場合、計画対象エリアのうち2カ所が工事期間中は通行できなくなり、事業費が550億と高額になっていたため、住民の理解を得るのが難しそうです。

 一方で、板橋区は3,300平方メートルある大山の駅前広場の都市計画も進めています。連立計画の対象エリアは、大山駅を中心とした中坂橋駅付近から環状6号線までの約1.6キロメートルの区間となっており、道路と鉄道を連続的に立体交差化できるように整備される予定です。

 具体的な、『東武東上線大山駅付近の連続立体交差事業等』については、下記の画像をご確認ください。

引用:東京都建設局HPより
引用:東京都建設局HPより
引用:東京都建設局HPより

 

 21年現在、『東武東上線大山駅付近の連続立体交差事業等』は『用地測量等説明会』までしか進んでいないため、具体的な工事竣工日は決まっていません。

 また、再開発が中止になるような事例は発生していませんが、大山駅周辺の再開発事業に反対している住民が多いため、今後計画が難航する可能性もあり得ます。

 ちなみに、鉄道用地の外側で移転が必要となる用地は、『都市計画素案』に記載された地図を見ると、建物約37件分にあたる約1,800平方メートルの用地の取得が必要となっています。

 しかし、具体的な測量を実施していないため、明確な必要用地の面積やこの記事で紹介した再開発事業について詳細を確認したい方は、板橋区役所に確認を行うようにしてください。

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