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つやちゃん(文筆家/ライター)の記事一覧 (19件)

つやちゃん(文筆家/ライター)
文筆家/ライター。ヒップホップやラップミュージックを中心に、さまざまなカルチャーにまつわる論考を執筆。雑誌やウェブメディアへの寄稿をはじめ、アーティストのインタビューも多数。初の著書『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)が1月28日に発売されたばかり。

Twitter:@shadow0918

つやちゃん

連載「クリティカル・クリティーク」VOL.17

天使界隈、くらげメイク…現代文化の“儚さ”と共振する女性アーティスト

 この春から夏にかけて、Awichを中心とした「Bad Bitch美学」関連の盛り上がりが注目を集めている。  新たな局面を迎えたように見えるヒップホップ・フェミニズムの動き...
連載「クリティカル・クリティーク」VOL.16

Henny Kが自らを鼓舞し潤わせるための“吸湿性”

 もっとも有名なラム酒“バカルディ”を元に命名したカーディ・Bにならって大好きな“ヘネシー”をMCネームに使ったHenny Kは、その名の通り飲酒の快楽を歌うことで多くの客演...

VIKN、日本のストリートカルチャーの母「MILK」創業者へ捧げる新作

 BUDDHA BRANDの面々とも親交が深く、TETRAD THE GANG OF FOURの一員としても活躍してきたラッパーのVIKN(ヴァイケン)が、ソロアルバム『HI...
連載「クリティカル・クリティーク」VOL.15

多種多様なビートで華麗にジャーニーする〈女性とラップ〉上半期ベスト

 然るべきプレイリストをタップすれば次から次にそれらしい曲が21時~22時台のDJのように淡々と流れ続ける2023年において、〈上半期ベスト〉や〈年間ベスト〉のごとき前時代的...
連載「クリティカル・クリティーク」VOL.14

minanやあっこゴリラらも寄稿。『ユリイカ』フィメールラップ号が描いた未来予想図

 このたび、ユリイカ2023年5月号「〈フィメールラップ〉の現在」(青土社)が刊行された。同誌は2016年の号で「日本語ラップ」を題材にしており、シーンの可能性と意義性について...
連載「クリティカル・クリティーク」VOL.13

「w.a.u以降」のR&B―露出に頼らぬ自律性で真価を示す歌い手たち

 2023年2月、1枚の強烈な作品が公開された。Reinaという新人シンガーの『You Were Wrong』と名付けられたそのアルバムは、雑然とした部屋の一角で撮られたアー...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.12」

隆盛を極める東海ヒップホップシーンで脈々と耕されてきた男女交流史

 DJ RYOWがアルバム『I HAVE A DREAM』をリリースした。キャリア13枚目を数える本作は、かのキング牧師が1963年に行なった歴史的演説の一節をタイトルに題した...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.11」A SIDE

2022年フィメールラップ総括――表現の自由と可能性の拡張(後編)

 “女性とラップ”を切り口に2022年の国内ラップミュージック/ポップミュージックシーンを総ざらい。ビート/フロウ/コラボレーションという3つの観点で分析した前編に続き、今回...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.11」A SIDE

2022年フィメールラップ総括――表現の自由と可能性の拡張(前編)

 Awichが国内で確固たるポジションを築き、MFSが「Bow」で各国バイラルチャートで1位を奪取し、水曜日のカンパネラ「エジソン」とfemme fatale「だいしきゅーだ...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.10」

次代を担うフィメールアーティストに光を当てるパーティ〈desktop〉

 2022年11月下旬、朝から雨の降る日だった。夜にサッカー日本代表の大一番が控えており、今日はさすがに人の入りはまばらかもしれないと思っていたが、中目黒のとある地下スペースに...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.9」

ちゃんみなからLE SSERAFIMまで、日韓の交流が生む新しいボーカル表現

 日韓の交流が活性化している。音楽シーンにおいて2020年代の大きな潮流のひとつになるに違いないその動きは、今年の夏以降特に盛り上がりを見せ、ポップミュージックの次なる可能性...
「クリティカル・クリティーク」特別編 つやちゃん×韻踏み夫

反レイシズム以外の政治的ラップにフェミニズムとの対峙… HIPHOP批評家バトル勃発!

ライター・批評家の韻踏み夫氏による書籍『日本語ラップ名盤100』(イーストプレス)が話題を呼んでいる。国内のヒップホップ作品について名盤100枚+関連盤200枚を掲載した充実のデ...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.7」

戦慄かなの 「かわいい」の機微を表現する圧倒的クリエイティビティ

 これは、戯言ではない。これは、気の迷いでもない。これは、ただの宣伝記事でもない。 これは、2022年の今、ユース層からもっとも熱狂を集めているにもかかわらず、音楽ジャーナ...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.6」

2020年代HIPHOPが本格化―加速度を増すヒップホップ×ダンスミュージックの新解釈

 ヒップホップにダンスミュージックの波が来ている――と言ってみたところで、そもそもヒップホップは本来的にダンスミュージックであり、そこまでさかのぼらなくとも2000年以降のヒ...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.5」

新世代フィメールラッパー・7、苦しい環境へ怒りをぶちまけながらも楽園へ誘う

 新たな才能だ。  和歌山出身のラッパー・7(ナナ)のデビューEP『7-11』が、SNSの片隅で局地的に支持を得ている。そのリリックとラップに宿る突然変異のオリジナリティは、...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.4」

RHTやMFS他新星が登場!再び絡み合い始めた〈ラップ〉と〈ダンス〉

 国内のラップミュージックとダンス、その距離感が近年また近づきつつある。  以前――80年代から00年代前半にかけて――国内のヒップホップとダンスは密接な距離感を保ちながらカ...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.3」

鍛え抜かれデビューしたXGとグループ再編に向かうリリスク、細分化するフィメール・ラップの現在

 ラップというアートフォームがヒップホップというジャンルを超えて広く浸透したのが2010年代だったとしたら、それら変幻自在なフロウやリズミカルな押韻を前提としたうえでことばを...
連載「クリティカル・クリティーク VOL.2」

Awich『Queendom』が背負った歴史、COMA-CHIに次ぐ二度目の挑戦

 Awichのメジャー初アルバムとなった『Queendom』は、冒頭その表題曲にて「荊棘を抜け/立つ武道館」と歌われる通り、ひとつの到達点として明確に3月14日の武道館公演が...
「クリティカル・クリティーク」VOL.1

人間の煩悩をくすぐる営み――妖艶金魚が描くフィクションとリアル

 「クリティカル・クリティーク」と題された本コラムは、 “いま”の女性のラップ作品について綴られる連載として、新たな命を吹き込まれようとしている。たったいまも変容し続けている...
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