『鬼滅の刃』が売れまくり!?
――新型コロナウイルスは出版業界にも影響を及ぼし、例えば雑誌は軒並み発売延期や合併号で売り上げが落ちた一方で、小学校の休校によって学習参考書や児童書は特需が生まれた。また、ジャン...
4月22日、老舗カメラ雑誌の月刊「カメラマン」(モーターマガジン社)の休刊が突如発表された。5月号(4月20日発売号)の発行が最後となり、今後のカメラ、写真の情報は発行元の...
テレビ辛口研究所
昨年末、出版社・宝島社が子会社の洋泉社を2020年2月1日に吸収合併するというニュースが報じられると、Twitterやネット掲示板には嘆きの声があふれた。
解散することに...
昔話は教育的によろしくない?
――前記事では海外での童話の規制事情を紹介してきたが、実は創作童話や児童文学の締め付けも厳しいみたいで……。
何百年も前の童話の中には今の価値観だと許されないような表現や...
もはや『進撃の巨人』にも支えられず!?
マスコミ業界に吹き荒れる不景気風は、超大型台風に発展しつつあるようだ。
全国紙の一角を占める産経新聞が社員の1割に及ぶ大規模リストラに踏み切ったのに続き(参照記事)、かね...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 66冊目
こんな本があったのか。なんで、今まで読んでいなかったのだろう。
ノンフィクションやルポルタージュを読むときに古い本、いわば、このジャンルの古典を読みつぶそうという理由は、...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 65冊目
物書きとして自分を律するために読むのは、最近古典ばかりである。
古典といっても別に『万葉集』を読んでいるわけじゃない。ノンフィクションの古典である。ノンフィクションだとか...
作家の津原泰水氏が、幻冬舎のベストセラー『日本国紀』(著・百田尚樹)の無断盗用について指摘したところ、同社から刊行予定だった文庫本の出版が取りやめになったと訴えている問題。...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 64冊目
■前編はこちら
幻舟に「テロリスト」としての情熱を吹き込んだのは間違いなく彼女の人生である。旅芸人の父と共に生きた幼少期、幻舟は差別と不条理とを理屈ではなく、自らの血肉にし...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 63冊目
いよいよ平成が終わる。5月1日から令和になる。そんな時代の転換点を前に花柳幻舟が死んだ。碓氷峠の手前にあるめがね橋から落ちて。享年77歳。
ひとつの時代が終わった。
今...
新聞業界に大逆風が吹いている。その象徴が、全国紙の一角を占める産経新聞の苦境だ。
「部数減に歯止めがかからず、広告収入は減少の一途をたどっている。2月には、社員の約1割に当...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 62冊目
なかなか市井の人を取材するのは苦労するものである。だって「何を目的に……?」とか言われることもしばしばあるからだ。
とうとうと、取材する理由とか情熱を語ることができるとは...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 61冊目
『特務諜報工作隊 秘録 雲南の虎と豹』(番町書房)
時に1944年。重慶軍の攻勢に拉孟・騰越は玉砕。インパール作戦は失敗に終わり、ビルマ・シャン高原は風雲急を告げていた。
...
出版不況という言葉も挨拶のようになり、もはや斜陽産業といわれる出版業界。そうした中で、講談社の決算発表が注目を集めている。純利益が前期の64%増加という好調ぶりを示している...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 60冊目
「アホウドリ」を自称して、あちこちの妙な人を訪ねることに人生の多くの時間を費やしたルポライター・阿奈井文彦。76年の生涯の中で、けっこうな数の本を上梓しているが、自称である「...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 59冊目
日々、ネットで情報を見ていると、なんだかんだと論争を目にする。いかに自分の主張が正しいか、一歩でも後退すれば完全敗北かのごとく信者を煽動し、苛烈な意見を繰り返す論争。いった...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 58冊目
前にも触れた、柏書房のジョゼフ・ミッチェル作品の全訳。12月に『ジョー・グールドの秘密』が刊行されたので、これで完結である。
なんと、これでこの素晴らしい作品集もおしまい...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 57冊目
この連載、基本的に過去に読んだことのある本について書いている。読んだことのある本のうち、100人にしかわからない本についてである。ホントに100人にしかわからないかどうかな...
昨年来、海賊版サイトへの対策として提案された著作権を侵害する静止画ダウンロードの違法化への動きが注目を集めている。
これは、昨年の海賊版サイト対策を議論した有識者会議「イ...
今年10月、いよいよ消費税の10%引き上げが実施される。この引き上げに対して、さまざまな業種で軽減税率、すなわち消費税率の据え置きを求める動きがあった。
中でも、その動向...
情報を得る手段としての雑誌は終焉を迎えようとしているのか。
出版科学研究所の発表によれば、2018年の紙の出版販売額は約1兆2,800億円台になると見込まれているという。...
昼間たかしの「100人にしかわからない本千冊」56冊目
さて、前回の続きからで、柏書房から刊行されたジョゼフ・ミッチェルの作品集についてである。
このミッチェルという書き手が、名文かどうかは原書を読んでいないので、筆者もわから...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 55冊目
柏書房というのは、歴史書を多く出している老舗の出版社。
そんな出版社が手がけたのがジョゼフ・ミッチェルの作品集。2017年2月に出版された『マクソーリーの素敵な酒場』から...
発売日に、雑誌や書籍がきちんと書店に並んでいる。長きにわたる出版不況の影響で、そんな常識も危機的な状況になりつつある。
11月、出版取次最大手の日販が、第二位のトーハンと...
中身が読めないことで、売り上げは下がるのか、上がるのか?
書店に並んでいるマンガ単行本は、ビニールでシュリンクされているのが一般的だ。このシュリンク、たいていは書店側が行...
テレビ辛口研究所
テレビ業界では、ジャニーズの需要はかつてに比べて確実に低下している。
ドラマ界が軒並み苦戦を強いられている現状では、ジャニーズが主演したところで、視聴率2ケタを獲得できる...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 54冊目
さて、前回から引き続き、人生の黄昏を感じざるを得ないシリーズである。そもそも論としてタイトルが「100人にしかわからない本」なので、100人くらいはわかってくれると思って、...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 53冊目
筆者もなんだかんだと生きていたら、40歳を過ぎてしまった。中年の思春期というヤツではないが、最近思うことがある。
「やばい、思ったほど本を読んでいない!」と。
日本人男性...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 52冊目
今、誰もが使っているツールとなったTwitter。中には社会問題のウザイ“語りたがり”もいるけれど、それはむしろ少数派。いくつもの利点のあるTwitterだが、特にその恩恵...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 51冊目
ライター稼業を何年もやってるのだが、売れている実感というのはあまりなく。ところが、今年出版した『これでいいのか岡山県』(マイクロマガジン社)は、まさかの重版。
以前出した...