盗撮者の増加が止まらない昨今だが、日本の近代文学者の中にも「のぞき見」に取り憑かれた江戸川乱歩や萩原朔太郎のような作家たちがいた──。『孤独な窃視者の夢想 日本近代文学...
飯田一史(ライター)
──ヨルシカ、YOASOBI、カンザキイオリといったボカロPやその出身者が今夏、立て続けに小説をリリースし、ヒットしている。2010年代前半、「カゲロウプロジェクト」が中高生...
飯田一史(ライター)
――これまでは自伝的作品や、ともすると告白本テイストのものが多かったAV女優の小説。だが徐々に、本格派の小説も珍しくなくなってきている。そこで今、作家としての地位を確立させつつあ...
アメリカのポップ・カルチャー(音楽、ドラマ、映画等々)の情報は日本でも大量に流通して論評されている一方で、「2010年代以降の現代アメリカ文学を代表する作家・作品は?」と訊...
飯田一史(ライター)
今、SFは中国を中心に動いている!
――翻訳物として初めて世界的なSFの賞であるヒューゴー賞を受賞した「三体」をはじめ、もはや世界的に評価されるようになった中国SF。さらには映画やゲームのジャンルに至るまで活発化し...
昔話は教育的によろしくない?
――前記事では海外での童話の規制事情を紹介してきたが、実は創作童話や児童文学の締め付けも厳しいみたいで……。
何百年も前の童話の中には今の価値観だと許されないような表現や...
月刊サイゾー4月号発売!
小説がまったく売れない──。今に始まったことではないが、文芸作品が本当に売れないようだ。大ベストセラー『火花』の影響で純文学が脚光を浴びたが、それはごくごく一部の話。ある作家はS...
女性の喜ぶツボがわかる!?
『官能昔話2』 誰もが知っている『一寸法師』や『かぐや姫』などの昔話。それに官能的なアレンジを加え、さらに男性声優がエロティックに朗読してくれる『官能昔話』なるCDが、腐女子を中...
受賞した森さんは終始緊張した面持ち。 1日、都内のホテルで第9回小松左京賞(主催・角川春樹事務所)の授賞式が行われ、『エスバレー・ポワンソン・プティタ』の森深紅(もり・みくれ=応...
それでも、直木賞作家・石田衣良が天然発言を繰り広げる章「受賞作家の逆襲・下」は必見&必笑! 出版業界にあって批判がタブーな作家たちを小気味よく斬り倒して熱烈な支持を集めてきた『文...
『世界の電波男』/本田透 自由恋愛市場”の敗者として蔑まれるオタクの救世主『電波男』(三才ブックス)が帰ってきた! 著者・本田透氏が、「萌え」の力によって、オタクは(脳内)恋愛の...
サトエリ、ついに恋人出現か!? 本日6月18日、東京都渋谷区の会場にて、太宰治生誕100年記念映画『斜陽』の制作発表が行われた。会場には、ヒロインのかず子を演じる佐藤江梨子をはじ...
04年に綿矢りさとともに芥川賞を受賞した金原ひとみが、なんと、昨年出産していたという――。「一部の週刊誌などで結婚は報じられましたが、お相手は集英社の“イケメン”担当編集者。夫が...
『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞した作家の川上未映子。これまでにミュージシャンとして3枚のアルバムをリリースした才色兼備の持ち主で、マスコミでもその美貌は大きくもてはやされてい...
芥川賞を受賞した川上未映子氏 2月22日、東京都千代田区の東京會舘にて「第138回芥川賞・直木賞贈呈式」が行われた。今回の受賞作は、芥川賞が川上未映子氏の『乳と卵』、直木賞が桜庭...
映画化までされたヒット作『恋空』/美嘉・スターツ出版 出版不況が長引く中、ベストセラー連発でひとり気を吐くケータイ小説。若年女子層向けに特化したコンテンツは、マンガはもちろん、ド...