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”まさかり殺法”の金太郎が、強豪ひしめくRIZINバンタム級戦線へ殴り込み!「誰にも負ける気がしない」

「RIZIN」初参戦が決まった金太郎選手

 金太郎の鬼退治が、いよいよ始まる! イケイケのファイトスタイルで人気を集める総合格闘家の金太郎(26歳)が今月、国内最大の格闘技イベント「RIZIN」に初参戦することが決まった。そこで日刊サイゾーでは、どこよりも早く単独インタビューを敢行し、その素顔に迫った。不良のアマチュア格闘技大会「THE OUTSIDER」で名を売り、プロ格闘技団体「パンクラス」で頭角を現した彼の最大の武器は、「爆発力」だという。朝倉海、マネル・ケイプ、堀口恭司ら強豪ひしめくRIZINバンタム級戦線への殴り込みとなるが、「誰にも負ける気がしない」と豪語。「観客は僕の戦いの依存症になる」との予告まで飛び出した!

***

――2月22日(土)開催の「RIZIN.21」(浜松アリーナ)に出場決定、おめでとうございます。THE OUTSIDER時代からの多くのファンが、大喜びしていますよ。

金太郎 ありがとうございます。僕も、この日をずっと待ち望んでいました。

――RIZIN参戦の報を受け、周囲の反応はいかがでしょう?

金太郎 僕の強さを知っている地元の仲間たちは「やっと来たか。出るのが遅かったぐらいや」と言っています。あとはその強さを、全国の格闘技ファンの前で証明するだけですね。

――金太郎選手の地元はどちらですか?

金太郎 大阪府の八尾市で生まれ育ちました。今も大阪に住んでいます。

――なぜリングネームが、金太郎なのでしょう?

金太郎 不良時代、ケンカに強くなるため、裏山にこもって木をぶん殴るなどのトレーニングをしていたので、「おまえ、金太郎みたいやな」と言われまして。いつしかそれが、僕の通り名になったんですよ。背中には金太郎の刺青も入っています。

――刺青はいつ入れたのでしょう?

金太郎 極道を目指し始めた14歳のときに入れたのが最初です。本職の彫り師じゃなく、絵のこともマシーンの使い方もようわからん素人の人が、見よう見まねで入れた部分も多いから、失敗だらけでグチャグチャな刺青ですよ(笑)。あ、極道を目指すといっても、まだ14歳やったんで、正式な登録はされませんでしたけどね。修行中の身、ってやつでした。

――不良になったきっかけは?

金太郎 僕、幼少期は争いごとが嫌いで、ホンマにおとなしい子やったんですよ。でもそんな性格やし、おまけにチビやったから、小4のときにイジメの対象になりまして。しばらくはやられっぱなしやったんですけど、ある日、ブチンと来て、ボコボコにやり返したんですね。そのときから「自分の力は強い」と思い始めて、「ちょっかいを出されたらすぐに殴る」というスタイルになり、毎日ケンカに明け暮れるようになりました。

 中学に入ったら、それがエスカレートしまして。入学と同時に、違う小学校から来た強い奴4~5人を呼び出して、全員を下につけるようになりました。まあ、番長みたいな存在でしたね。

――暴走族やチームには入らなかったんですか?

金太郎 当時、僕らの地域には暴走族はなかったですけど、今でいう半グレみたいなグループがあって、そこに14歳から所属するようになりました。先輩らは当然のように極道の道へ進んでいったので、僕もそれを目指して修行を始めたんですが、15~17歳まで少年院に入ることになりまして。出てきた頃には、悪い人たちとの縁が切れました。

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