雑誌の記事一覧 (402件)

昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 51冊目

岡山ネタだけで300巻超え! 驚愕のシリーズ本『岡山文庫』を知っているか?

 ライター稼業を何年もやってるのだが、売れている実感というのはあまりなく。ところが、今年出版した『これでいいのか岡山県』(マイクロマガジン社)は、まさかの重版。  以前出した...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 50冊目

文章を書く意志のための原動力としての『彼らの流儀』

 なんと、連載も50冊目である。よくも、こんなに続いているものだと自分を褒めてあげたい。  とはいえ、タイトルに「千冊」とつけているので、連載はまだ果てしなく続く。  こうや...

「新潮45」騒動で露見した雑誌業界の惨状 次に休刊になる雑誌は?

 LGBTをめぐる表現が批判を受けていた雑誌「新潮45」について、発行元の新潮社は9月25日、休刊を発表した。社長が、自社の出版物に対して「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 49冊目

いったい予算はどれだけ? 『月刊PLAYBOY』「第1回PLAYBOYドキュメントファイル大賞」掲載号

 ノンフィクションとかルポルタージュとかいわれるジャンルの話をすると、たいていの人が「冬の時代」とか「マイナージャンル」などという。確かに、そのことは否めない。  なにせ、ノ...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 48冊目

都合の悪さで忘れられている90年代を再び……「宝島30」(下)

 考えてみれば、1990年代というのは奇妙な時代で、妙な雑誌が次々と創刊されては消えていた。まだ、インターネットのない時代。情報源として雑誌は欠かせなかった。そして、人はカネ...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 47冊目

みんなどこかでオウム真理教に期待していた「宝島30」(上)

 少し前に、麻原彰晃をはじめオウム真理教の幹部の死刑が執行され、再びオウム真理教が注目された。すでに、地下鉄サリン事件も遠い昔のこと。これから先、オウム真理教の起こした一連の...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 46冊目

この味ももはや幻の存在に……岡長平『おかやま庶民史 目で聞く話』下

 さて、前回から続いて“岡山ずし”の蘊蓄である。  それぞれの家で、異なった作り方を楽しむのが“岡山ずし”の基本。それでも、本当に美味いのは、これだというコダワリもある。 ...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 45冊目

どうやったら、こんなに話を拾えるんだろう……岡長平『おかやま庶民史 目で聞く話』上

 岡長平は、この連載の12冊目(記事参照)で一度取り上げた。その代表作である『ぼっこう横丁』(岡山日日新聞社刊)は、正・続の2冊に分かれている。正篇では、岡山市の各地域の故実...

たまにクレーマーも来るらしいが……全国図書館で続々導入の「雑誌スポンサー制度」の意義

 図書館のスポンサーになって雑誌を購入すれば、広告が出せる。茨城県など全国の図書館で、そうした取り組みが始まっている。  各地の図書館で行われているこの取り組みは、雑誌購入費...

いよいよ来年で30周年……恒例「an・an」の“セックス特集”は誰得の企画なのか

 1年に一度の楽しみといわれる「an・an」(マガジンハウス)のセックス特集号が今年も発売され、話題となっている。女性誌である「an・an」のセックス特集は1989年に始まっ...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 44冊目

メディア批判を語る前に読め『お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か』

 この本を読む前に、Amazonかどこかで見てほしい作品がある。村木良彦による『わたしの火山』。1968年1月にTBSで放送されたドキュメンタリー。  つくるべきは、鹿児島を...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 43冊目

脳を痺れさせるショック療法 太田竜『辺境最深部に向って退却せよ!』

 先日、伊達政保さんと知己になった。「図書新聞」にて文化コラム「カルチャー・オン・ザ・ウェッジ」を連載している評論家だ。  甲府であった竹中英太郎と竹中労の父子を偲ぶイベント...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 42冊目

単なる変態野郎ではない……ゲイ・タリーズ『汝の隣人の妻』

 先日、約20年ぶりに雑誌「POPEYE」(マガジンハウス)を買った。特集「ニューヨーク退屈日記。」(2018年5月号)に、ゲイ・タリーズのインタビューが掲載されていると聞い...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 41冊目

みんなニューヨークが好きだったんだな……アーウィン・ショー『夏服を着た女たち』

 今はそれほどでもないだろうが、1980年代前半の一時期、日本人にとってニューヨークは、憧憬を抱かせる特別な街であった。 「であった」と生意気に書いてはみるが、筆者も入浴には...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 40冊目

そりゃ、目の前にあれば飲むだろう……宮島英紀『伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた』

 我々が生きている現在は、過去の歴史の結果として存在している。小学校から大学まで続く教育システムの中で、歴史教育は、そういう精神を教えているはずなのだが、どうだろう。結局のと...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 39冊目

旅は無謀であるほど意義がある──上温湯隆『サハラに死す』

 まだ10代の頃に、この本を手にとって「いつかは、こんな旅を……」と思いつつ、果たせない人は多いんじゃないかな。筆者も、その一人である。  21世紀の今、テレビ番組では世界の...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 38冊目

いよいよ時代が追いついてきた『lain―scenario experiments』

 最近、バーチャルYouTuberやVRchatなど、いよいよ電脳世界で別の自分になれる夢が、現実のものになろうとしている。  考えてみれば、ここ10年あまりの技術の進化は、...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 37冊目

情緒的すぎてわからないマニュアル以前の恋愛マニュアル「POPEYE」1984年5月25日号「女のコHANDBOOK」

 再び、少し力を抜いて……。  昨年、神田古本まつりでマガジンハウスの老舗男性誌「POPEYE」を大量購入してから、じっくりと読んでいる。  かつては「ホットドッグ・プレス」...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 36冊目

なぜ買ったかも忘れたが……『あなたを選んでくれるもの』が教えてくれたこと

 前回、最近の他人に勧められる「読むべき」文章への警戒心を記してみた。もちろん、日々目にする文章。ネットなり雑誌・書籍の大半はそうじゃない。ただ、なぜか世間で評判になっていた...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 35冊目

沢木耕太郎、村上龍……今読むべきは1977年の「PLAYBOY日本版」だった

 文章というものは、ただいたずらに書き連ねていたら、それはよいものではない。時には、さまざまな人の書いたものを読んで、我流に埋没している自分を振り返ることも肝要ではないかと思...

アメフト“悪質タックル”の日大、理事長の背後に「黒い交際」……ヤクザ雑誌の乗っ取り画策か

 アメフト部の“悪質タックル問題”で揺れる日本大学で「独裁者」とされる田中英寿理事長。その威光の背後には、山口組の六代目司忍組長との親密関係を報じられるなど“黒い交際”があっ...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 34冊目

エビデンスがなくても疑問を忘れるな。「ユリイカ」1988年11月号

 もはや、物書きの世界でも、竹中労の名前を出すと「誰?」であり、沢木耕太郎は「ああ『深夜特急』の人」である。  知らない、読んでいないは構わない。大切なのは「こういう人物が書...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 33冊目

キラキラ系メディアなどクソ食らえ!「別冊新評 ルポライターの世界」

 最近気づいたのだが、世の中には「ライター講座」と称するものが、いくつもあるようである。それらの説明を読んでみたが、ライターを生業にして稼ぐ方法や、訴求力のあるWebコンテン...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 32冊目

実践のための「ニュー・ジャーナリズム」の復権 「スペクテイター」第33号

 この連載は「100人にしかわからない本」と銘打っている。なので、この本について言及するには、少々申し訳ない気持ちもある。  2015年5月に発行された「スペクテイター」第3...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 31冊目

取材の時にレコーダーなんか回すんじゃない!! ゲイ・タリーズ『有名と無名』

 連載回数も区切りを迎えたので、次はどのような本を紹介すべきかと考えて、ふと浮かんだのが、この1冊。  すでに絶版になっている、この『有名と無名』(青木書店)は、ゲイ・タリー...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 30冊目

服を取り上げて内定辞退を阻止! バブル時代の就職活動は、非道だけれど羨ましい……

 ここまで、複数回にわたって、さまざまな雑誌記事をもとにバブルネタを取り上げてきた。  結局、バブルも今も世の中はいつでも残酷な現実しかないものだというのが、筆者の想いである...
昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 29冊目

いつまで同じことをいってるんだ? 労働時間短縮「目標」だけはバブル時代と同水準の残酷

 昨年2月から始まったプレミアムフライデーって、どうなったんだろう?  ちょうど最初のプレミアムフライデーの日は、某役所に取材にいっていた。話の合間に、今日は3時で上がりでは...

芳文社「まんがタイムファミリー」「ジャンボ」の休刊は、売れてないからじゃない! その真相とは……

「さすがに“まんがタイム”レーベルの雑誌は飽和状態になっていましたし、昨年から再編は予定されていたようです」  そう話すのは、マンガ業界に詳しい編集者だ。四コママンガ雑誌の雄...

児ポ販売で「湘南堂書店」摘発の神保町古書店街は“治外法権状態”だった? 警察官や政治家関係者も……

 古本愛好家や古書マニアに知られた東京・神田神保町の老舗古書店「湘南堂書店」が、児童ポルノの写真集や書籍の販売で摘発された。ただ、同書店での児童ポルノ販売はこのエリアで営業す...

大量の「アリス・クラブ」が販売されていたことも……湘南堂だけじゃない!? 古書店で売られる“児童ポルノ”

 神保町・すずらん通りにある古書店「湘南堂書店」が児童ポルノを販売していたとして、店主ら3名が逮捕された事件が話題になっている。  新聞各紙の報道によれば、同書店では写真集な...
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