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深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】vol.100

エロスとタブーを交配した”至高の美女” 禁断のサイエンスホラー『スプライス』

sprices01.jpg『CUBE キューブ』の奇才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作『スプライス』。遺伝子の組み換えで誕生した美しき新生命体ドレンを演じるのは、フランスの美人女優デルフィーヌ・シャネアック。纏足みたいに細い足首がたまらんです。
(c)2008 SPLICE(COPPERHEART)PRPDUCTION INC.-GAUMONT

 デビュー作『CUBE キューブ』(97)で今まで誰も見たことのない斬新な映像世界を体験させてくれたヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作『スプライス』は、驚きに溢れた久々の会心作となっている。遺伝子工学をモチーフにしたサイエンスホラーである本作を、ヴィンチェンゾ監督は大ヒット作『キューブ』の次回作として発表するつもりだった。少年期にコミックアーティストを夢見ていたヴィンチェンゾ監督は遺伝子実験によって誕生する異形のクリーチャーたちのデザイン画を入念に準備していたが、予算が掛かりすぎることから製作費の目処がたたずに製作は見送りに。だが、完成まで10年以上の歳月を費やしたことで、ヴィンチェンゾ監督ならではのユニークさに加え、エロティックかつ人間のモラルに問い掛けるひと筋縄で済まないサスペンスドラマに仕上がった。

 クライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は科学者夫婦。動物の遺伝子を組み合わせることで製薬会社にとって有益な新種の生命体を生み出す実験を続けてきた。ある日、エルサは遺伝子操作の実験中に、人間の遺伝子を加えるとどうなるのかという好奇心に捕われる。クローン人間を作ることは禁じられているが、これは他にも多種多様な動物の遺伝子が交じっており、クローン人間とは言えないのではないか。反対していた夫のクライヴも結局は科学者としての興味が倫理観に勝ってしまい、エルサの実験を止めることができない。どんな実験結果が出てくるのか、自分の目で確かめてみたいのだ。そうして生まれてきたのが”新生命体ドレン”。爬虫類とも鳥類とも両生類とも判別できない奇妙な生態のドレンだったが、驚異的な成長を遂げ、次第に神秘的な美しさをたたえた女性へと変態していく。エルサは母性的な愛情をドレンに注ぎ、クライヴは抗いがたい危険な魅力をドレンに感じるようになっていく。成長したドレンは天使なのか悪魔なのか? クライヴとエルサの運命は大きく狂い始める。

 世界初のクローン羊ドリー(1997~2003)は飼育係が巨乳女優ドリー・パートンに因んで命名したそうだが、本作のヒロインであるドレンはエルサがNERDとデザインされたTシャツを着ていたことから名付けられる。知能を持ち始めたドレンが初めて発した言語がNERD(まぬけ、変わり者、オタク)だったのだ。そこでエルサはNERDの配列を変えて、DRENと新生命体に名付ける。成長過程のドレンはめちゃめちゃカワイイ。だが、ライオンの赤ちゃん然り、人間の赤ちゃん然り、非力な幼年期をそのカワイさを武器として身を守る生き物ほど、成長後は恐ろしい存在に育つもの。大人になったドレンはエルサとクライヴ夫婦の科学者としてのモラルを揺さぶるだけでなく、人類全体に影響を及ぼしかねない魔物になっていく。NERDを逆から読んだDRENという名前に込められたメッセージは意味深である。

sprices02.jpg科学者のエルサ(サラ・ポーリー)は幼少期に
母親から虐待されたトラウマがあり、子どもが産
めずにいた。ドレンを我が子のようにかわいがる。

 ケン・ラッセル監督の『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(79)、クリストファー・ウォーケン主演の『ブレインストーム』(83)デヴィッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』(86)、H・R・ギーガーがクリーチャーデザインを担当した『スピーシーズ 種の起源』(95)といったSFホラー愛好家には堪らない本作だが、上半身は美女で足首は細くて纏足(てんそく)状態、サソリのような鋭い尻尾を有し、エクスタシーを感じると翼が生えてくるドレンは好き嫌いがハッキリ分かれるキャラクターだろう。ドレンちゃんのことを「今までに見たことのないタイプ。超カワイイ!」と感じる人の目には地上に降りてきた天使のように映り、「どこがカワイイの? グロくてキモいよ」と感じる人には悪魔のように毒々しく映るはずだ。

 ちなみに”お蔵入り企画”と化していた本作の製作総指揮を買って出たのは、『ヘルボーイ』(04)、『パンズ・ラビリンス』(06)のギレルモ・デル・トロ監督。いかにもデル・トロ作品らしい、奇妙なクリーチャーたちが本作を彩る。冒頭には先輩格の新生命体ジンジャー&フレッドが登場するが、ジンジャー&フレッドの容姿がもろに”男性器”と”女性器”だったり、物語の後半には科学者のモラルうんぬん以上に近親相姦&獣姦を連想させるシーンも用意されている。多分、本作の企画がお蔵入り状態となっていたのは、そんなアンモラルな部分が”良識ある投資家”たちに敬遠されたためだろう。デル・トロいわく「真のホラーとは、道徳的に危険なもの」とのこと。日本のアニメや特撮シリーズを少年期に見て育ったデル・トロさんは、よ~く分かってらっしゃる。奇才ヴィンチェンゾ監督のイメージ通りに撮れる環境をセッティングしてあげたデル・トロ氏にも座布団を差し上げたい。

 タイトルとなっているspliceは「接合、結合、結婚」という意味だが、「キネマ旬報」(98年9月上旬号)に『CUBE キューブ』日本公開時のヴィンチェンゾ監督のインタビュー記事が掲載されており、興味深い。その記事の中でヴィンチェンゾ監督はこう語っている。「影響を受けた監督はキューブリック、ヒッチコック、クローネンバーグ、リンチ、フェリーニ、ブニュエルといったところかな。リンチに関しては感性に近しい部分があるみたいで、僕の作品がリンチの世界に似すぎないようにずっと努力してきたぐらいなんだよ。リンチの『イレイザーヘッド』は、僕の大好きな映画の1本だしね」

sprices03.jpg『戦場のピアニスト』(02)のエイドリアン・
ブロディと『死ぬまでにしたい10のこと』(03)
のサラ・ポーリー共演。善人顔した2人がとんでも
ないことをやらかすところが、本作のキャスティング
のミソですな。

 なるほど、キューブリックの革新性、観客の目を惹き付けるヒッチコック演出、クローネンバーグのグロテスクさ、リンチの悪夢感、ジンジャー&フレッドはフェリーニの晩年のタイトルだし、ブニュエル特有の背徳感も本作には漂うではないか。ついでに言うなら、ヴィンチェンゾ監督は日本では三池崇史監督がお気に入りらしい。奇妙なクリーチャーが出てくるところや攻め込んだB級感は、三池作品とも似ている。ヴィンチェンゾ監督が撮りたくて撮りたくてたまらなかった『スプライス』は、映画史に名前を残す世界の巨匠たちの遺伝子を結合させた作品なのかもしれない。

 巨乳女優にちなんだ名前を与えられたクローン羊のドリーは、研究室でどんな夢を見ながら6歳の生涯を終えたのだろうか。人間ではない新生命体として生まれたにも関わらず人間のモラルを押しつけられるドレンは、冷たい水槽の底でどんな将来を思い描いていたのだろうか。ただ自分の本能や感情に素直に生きているだけなのに、どうして親代わりのエルサとクライヴが自分の存在に困惑しているのか、ドレンにはちっとも理解できない。ドレンにとっては、自分の生まれてきた世界そのものが『CUBE キューブ』のような不条理さに満ちた監獄みたいに映っていたはずだ。
(文=長野辰次)

sprices04.jpg
『スプライス』
監督・脚本/ヴィンチェンゾ・ナタリ 製作総指揮/ギレルモ・デル・トロ、ジョエル・シルバー 撮影監督/永田鉄男 出演/エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック 
配給/クロックワークス 1月8日(土)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー <http://www.splice-movie.jp>

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最終更新:2012/04/08 22:55
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