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 パンドラ映画館の記事一覧 (722件)

「パンドラ映画館」のニュース記事一覧。パンドラ映画館に関する最新情報や話題をまとめて掲載しています。

深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.604

日本のいたずらテレビに出演するはずが殺人犯に!! 実話ミステリー『わたしは金正男を殺してない』

 ベトナム北部の農村で育ったドアンは、5人兄妹の末っ子だった。気の優しい、親しみやすい性格の女の子だったが、父親はベトナム戦争で片足を失っており、経済的には恵まれていなか...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.603

疎開先の村人たちが繰り返した暴力と性的虐待! 差別と偏見まみれの“世界名作劇場”『異端の鳥』

 子どもの頃、『母をたずねて三千里』(フジテレビ系)や『家なき子』(日本テレビ系)などのTVアニメをよく見ていた。幼い少年がさまざまな不幸に遭遇するも、たくましくサバイバ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.602

超難解な内容でも、リピーター効果で大ヒットに ノーラン監督が仕掛けた高等パズル『テネット』

 潜在意識の世界が具象化された世界を『インセプション』(2010)では描き、『インターステラー』(14)ではワームホールを使った惑星間航行を観客に擬似体験させた。クリスト...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.601

被害者と加害者の両視点で描く東海テレビの力作 闇サイト事件を劇映画化『おかえり ただいま』

「事件は早く忘れたいが、みんなには忘れてほしくない」  矛盾したそんな言葉を、磯谷富美子さんは口にする。シングルマザーとして、ひとり娘の利恵さんを育て上げた富美子さんだが...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.600

“男らしさ女らしさ”という生き地獄からの解放! 原一男監督のドキュメンタリー砲『れいわ一揆』

 女装した候補者が、馬を連れて街を練り歩いている。マック赤坂に続く、新しい泡沫候補が現れたんだなと思った。テレビのニュース番組をチラ見するだけでは、それ以上のことは分から...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.599

豊川悦司、浅野忠信、ウディ・ハレルソンが競演 あの“破壊王”が描いた戦争絵巻『ミッドウェイ』

 太平洋戦争において、日本と米国との命運を大きく変えることになった最大の分岐点が「ミッドウェイ海戦」だ。太平洋戦争最大の決戦となったこの戦いを、連合艦隊司令長官・山本五十...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.598

小泉今日子が初めての映画プロデュースに挑戦!息苦しさを増す現実世界からの逃避行『ソワレ』

 プロデューサー・小泉今日子の本気度がうかがえる。きっかけは、外山文治監督の短編映画『此の岸のこと』(10)を観たことだった。わずか30分の静謐な作品だが、老老介護のシビアさ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.597

京都の山で野生動物を狩る男のドキュメンタリー 銃は使わない、わな猟生活『僕は猟師になった』

「命を奪うことに慣れることはない」  京都在住のわな猟師・千松信也さんは、そう呟く。ドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』は、銃を使わず、昔ながらのわなを森の中に仕掛け...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.596

家族より小さな社会単位としてのバディムービー 愛すべき相棒『ブックスマート』『ジェクシー』

 ひとりでは事件は何も起きないが、価値観や性格の異なる相棒がいることでおかしな状況に巻き込まれ、思いがけない事件へと発展していく。ひとりでは解決できないほどの大事件でも、...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.595

故人と対話するための装置。大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館』、いまおか監督『れいこいるか』

 人は息を引き取る直前に、その生涯が走馬灯のように脳裏をめぐると言われている。2020年4月10日に亡くなった大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館 キネマの玉手箱』は、大林監...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.594

上映時間8時間半のドキュメンタリー『死霊魂』中国共産党“飢餓収容所”サバイバーたちの証言

 街や職場をよりよくするための意見を、みんな率直に語ってほしい。毛沢東主席時代の中華人民共和国では、理想の国づくりのための「百家争鳴」キャンペーンが行なわれた。中国共産党への...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.593

陰謀論は実在するのか、それともトンデモ論か!? 衝撃の告発『誰がハマーショルドを殺したか』

「悪の秘密結社は実在する」と話したら、あなたは信じるだろうか。「映画の見過ぎだよ」と笑うのではないだろうか。映画『誰がハマーショルドを殺したか』(英題『COLD CASE H...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.592

“リアル筋肉マン”ドンソク主演作『悪人伝』ほか…非イケメンたちが活躍する韓国映画のコク深さ

 全盛期のシルベスター・スタローンを思わせる腕っぷしの太さで人気を呼んでいるのが、韓国の映画俳優マ・ドンソクだ。群がるゾンビたちを素手でなぎ倒した『新感染 ファイナル・エクス...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.591

海外で上映禁止となった実録サイコパスムービー、動機なき連続殺人鬼の記録『アングスト/不安』

 一部のマニアのみに知られていた「封印映画」が、37年の歳月を経て日本でその封印が解かれた。その映画のタイトルは、『アングスト/不安』(原題:『ANGST』)。1980年にオ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.590

息子を強盗殺人へと駆り立てた実在の事件が題材 “鬼母”長澤まさみが恐ろしい『MOTHER マザー』

 人気コミックの実写化映画『キングダム』(2019)ではダイナミックな殺陣に挑み、天才的詐欺師を演じたコメディドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の新作劇場版...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.589

青春の終わりをピンク映画スタイルで描いた81分 主演女優・川上奈々美が愛おしい『東京の恋人』

 セクシー女優として人気の川上奈々美が主演した映画『東京の恋人』は、甘くせつないダブル不倫の物語だ。ヒロインは結婚し、妊娠もしている。ずっと引きずってきた青春の思い出...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.588

レイシズムが蔓延する社会事情とその解決策は? 短編版がネットで無料配信中『SKIN/スキン』

「息ができない」。うつ伏せにさせられた黒人男性はそう訴えたが、白人警官はかまわずに膝で首を圧迫し続けた。2020年5月25日、米国ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.587

敗戦後の国家を再建したのは戦犯たちだった!? 不問にされた戦争犯罪を暴く『コリーニ事件』

 ドイツ映画『コリーニ事件』は、かなり異色の法廷サスペンスだ。現役弁護士であるフェルディナント・フォン・シーラッハの長編小説デビュー作を映画化したもので、ドイツ法曹界、そして...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.586

PTSDに悩む帰還兵が選んだ最後の戦場とは? 米国の暗黒史『ランボー ラスト・ブラッド』

 シルベスター・スタローンの出世作『ロッキー』(76)と並ぶ、もうひとつの代表作に『ランボー』(82)がある。『ロッキー』と同じように『ランボー』もシリーズ化され、スタロ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.585

殺人を犯した未成年者たちの更生は可能なのか? 実在の少年犯罪が題材の『許された子どもたち』

 緊急事態宣言明けの映画界を震撼させる問題作が公開される。内藤瑛亮監督の『許された子どもたち』だ。愛知県で起きた実在の事件を題材にした『先生を流産させる会』(11)で衝撃的な...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.584

死刑囚たちの告白『アイ・アム・ア・キラー』 Netflix充実の犯罪ドキュメンタリーシリーズ

 Netflixはまるで人生のようだ。『テラスハウス」などの賑やかなリアリティー番組を楽しんだ後、その日の気分次第でNetflix自慢の犯罪ドキュメンタリーの数々を視聴するこ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.583

「仮設の映画館」で上映が始まった『精神0』山本医師の言葉「ゼロに身を置く」が心に刺さる

 週に一度、ゼロに身を置く日をつくってはどうか。精神科医・山本昌知医師の言葉がひときわ印象に残る。想田和弘監督の新作ドキュメンタリー映画『精神0』の冒頭シーンでの台詞だ。岡山...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.582

感動ポルノではない、バリアフリーな冒険ドラマ  いつか出会う、もう一人の自分『37セカンズ』

 人生における37秒は、ほんの一瞬に過ぎない。でも、映画『37セカンズ』の主人公・ユマにとっての37秒間は、人生を大きく左右するあまりにも重たい秒数だった。生まれた直後の37...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.581

小さなエゴと大きな欺瞞が融合し、惨劇は起きた原発事故の真相を究明した『チェルノブイリ』

 2019年に有料放送「スターチャンネル」でオンエアされた海外ドラマ『チェルノブイリ CHERNOBYL』が、3月にDVD化された。1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.580

劇場公開に先駆け、新作映画をネットで先行配信 アートの力で傷ついた心を癒す『サイコマジック』

 公開が待たれていたアレハンドロ・ホドロフスキー監督の新作映画『ホドロフスキーのサイコマジック』(英題『Psychomagic, an art that heals』)が、5...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.579

ソダーバーグ監督の旧作がネトフリで人気再燃! 主人公は人間でなく感染経路『コンテイジョン』

 新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増え続けている状況がそっくりだと、Netflixなどのネット配信で話題を呼んでいるのが、2011年に劇場公開されたパニック映画『コンテイ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.578

日本最古の学生寮はどうすれば存続させられる? 壁を乗り越えたい『ワンダーウォール 劇場版』

 文化遺産が数多く残る京都市のなかでも、ひときわ異彩を放っているのが京都大学の学生寮「吉田寮」だ。1913年に建てられた木造二階建ての自治寮は、京大生でなくても利用できる敷居...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.577

無垢な少女が弱毒ワクチン化する変貌のドラマ! 世界を敵に回しても歌い続ける『ポップスター』

 炎上タレントと呼ばれる人たちがいる。一般モラルとは異なる言動がネット上で賛否を呼び、大いにバズってみせる。バズってなんぼ。炎上すればするだけ、炎上タレントとしてのステータス...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.576

ウイルスよりも人間のほうが、ずっと恐ろしい!! パンデミック後の世界を描いた『キュアード』

 新型コロナウイルス騒ぎが世界中へ広まる中、とてもタイムリーなゾンビ映画『CURED キュアード』が公開されている。ジョージ・A・ロメロ監督の低予算映画『ナイト・オブ・ザ・リ...
深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】Vol.575

キム・ギドク監督、最後の韓国映画となるのか!? 藤井美菜、オダギリジョー出演作『人間の時間』

 新作を発表する度に、その過激な内容が賛否を呼ぶキム・ギドク監督。福島第一原発事故に衝撃を受けて撮った『STOP』(15)は日本では配給会社が現れず、自主配給となった。『Th...
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